【全結果】楠田夢乃が200平で優勝　池本は100バタで今大会３個目の銅メダル―競泳ジャパンオープン第３日

2024年12月１日　東京アクアティクスセンター

国内外からトップ選手が集う競泳ジャパンオープンの最終第３日。楠田夢乃（文１＝藤村SS）が得意の200m平泳ぎで優勝し、池本凪沙（法４＝イトマン東京）はロス五輪に向け、自由形のほかに強化中のバタフライ100mで３位入賞を果たした。

これまで池本が得意とする自由形２種目で銅メダルを獲得。また男子の中山響（総２＝イトマン東京）が1500m自由形で銅メダルとなっている。

【全結果】池本凪沙が200自 中山響も1500自で銅―競泳ジャパンオープン第１日

【全結果】池本凪沙 200に続き100自も銅「最低でも54秒台、見えてきた」―競泳ジャパンオープン第２日

第３日の各種目の結果は以下の通り。

■女子200m個人メドレー予選

澤野莉子（文２＝イトマン東京）が５組で出場。スタート直後は後方につけたが、ラストの自由形で盛り返すと、先頭集団での接戦の中２分16秒18でフィニッシュを迎えた。組では５位だったのものの、全体８位で決勝進出を決めた。ジャパンオープンでは２年ぶりの決勝といい、「すごくうれしい」と喜んだ。決勝に向けては「15秒台を目指して少しでも上げられるように頑張りたい」と話した。

■女子50m背泳ぎ予選

弘中花音（文１＝イトマン東京）が３組で出場。前半から積極的な泳ぎで後続と頭一つほどのリードし、トップの竹葉智子（中京大）に競り負けたのものの、組２位の自己ベストとなる29秒20でフィニッシュ。全体でも６位で決勝に進んだ。レース後には「どうなるか不安だったが、夏からのスピード強化など取り組んできたことがベストにつながったので良かった」と安どした。

▲初日には「スピードが苦手で本当に今まで避けてきた種目」とも話していた

■男子50m自由形予選

東方琉河（総１）が５組で出場し、23秒55の組10位、全体39位だった。また小山陽翔（法３）が６組で出場し、23秒28の組７位、全体28位だった。

■女子100mバタフライ予選

長谷川葉月（文２＝イトマン東京）が３組で出場。序盤から抜け出し折り返しでは１位に。その後は廣下菜月（中京大）との一騎打ちの格好となり、ゴールでは59秒68の組２位だった。全体６位で決勝に進んだ。

池本凪沙が４組で出場。松本信歩（東京ドームS＝早大）をわずかにリードし、１位で折り返すと、その後は体一つのリードを作り59秒57の組１位でフィニッシュした。全体５位で決勝に進んだ。

▲池本とともに決勝に進んだ長谷川

■男子100mバタフライ予選

矢澤祥太（商３）が２組で出場。序盤は横並びの展開のなか10位で折り返したが、その後も逆転には至らず55秒12の組10位でフィニッシュした。全体では36位。

光永翔音（商１）が３組で出場。センターレーンではパリ五輪200mバタフライを泳いだ寺門弦輝（セントラルスポーツ＝日大）が泳ぐなか、若干遅れる形からのスタートとなり、折り返しでは９位に。その後も伸びきれず差をつけられ、そのまま54秒26でフィニッシュした。全体では23位。

▲高校時代は水泳と野球の〝二刀流〟だった光永

■女子200m平泳ぎ予選

楠田が３組で出場。前半から伸びやかな泳ぎでレースを展開し、黒部和花（東京SC＝日大）を0.3秒リードして最初のターンを迎えた。その後もリードを広げてペースを崩さず、終盤両隣の選手に迫られる場面もあったが逃げ切って２分29秒27で組、全体ともに１位で決勝に進んだ。

■男子200m平泳ぎ予選

谷藤大斗（法３）が１組で出場。最初のターンでの６位から徐々に遅れる形となり、100mでの９位から巻き返せず２分18秒85でフィニッシュした。全体では34位。

■予選結果一覧

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