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川北・高橋組が優勝!小松・米倉組はベスト4進出ー関東学生卓球新人選手権大会

2021年6月12日・20日 新座市民総合体育館・横浜武道館

6月12日、20日に行われたダブルスの試合には、中大から男女合わせて6組が出場した。女子ダブルスで川北帆香(経1)・高橋あかり(文1)組が見事優勝。男子ダブルスでは小松隼人(文1)・米倉勝(文1)組がベスト4入りと好成績を収めた。

川北・高橋組が大会制覇のポイントとして挙げた試合は、準決勝の里川・杉田組(早大)との対戦。第1ゲームを6ー11で落とし、第2ゲームはデュースに持ち込むも10ー12と、相手に2ゲームを先取される厳しい展開となった。迎えた第3ゲーム、先制点を上げたもののその後相手に4連続ポイントを与えてしまう。しかし、ここで取ったタイムアウトを機に「レシーブから思いっきりやろう」(川北)と攻めの姿勢に切り替え、試合の流れを引き戻した。11ー6で第3ゲームを取るとその後も集中力を切らさず、4・5ゲーム目を連取して決勝進出を決めた。「試合をやるごとに感覚が良くなっていった」(高橋)というコンビネーションを武器に、決勝では危なげない試合運びを見せた。最終ゲームは3ー11のスコアで相手を圧倒し、ゲームカウント3ー1で勝利をおさめ見事優勝に輝いた。優勝後に今の気持ちを問うと「うれしいです」(川北・高橋)とはにかみながら答えた、初々しさの残る1年生ペアだが、今後の目標には全日学優勝を堂々と掲げた二人から目が離せない。

川北・高橋組

小松・米倉組は5回戦まで相手に2ゲーム以上与えた試合はなく、順調な勝ち上がりを見せた。しかし野田・福澤組(専大)との準々決勝では、第1ゲームから互いに点を取りあう白熱した展開となり、12ー14でゲームを落とす。しかし第2ゲームは1ー5から7連続ポイントを決め、11ー7でこのゲームを奪取。流れに乗って第3ゲームもものにする。ゲームカウント1-2で準決勝進出をかけて挑んだ4ゲーム目は12ー14で競り負ける悔しい展開に。5ゲーム目は一進一退の攻防が続く白熱した試合展開となったが、集中力を切らさず、9ー11で競り勝った。準決勝では宮川・手塚組(明大)にストレート負けを喫したものの、ベスト4入りを果たしたルーキーペア。今後の活躍に期待がかかる。

小松・米倉組

◆大会結果◆

<男子>

ベスト4=小松・米倉組

ベスト16=佐藤功志郎(文3)・井上友希(法2)組

4回戦敗退=菊地慎人(文2)・坂田修(経2)

3回戦敗退=岩瀬裕大(経1)・矢島陸斗(文1)組

<女子>

優勝=川北・高橋組

ベスト16=藤森友菜(文2)・藤田奈子(文2)

◆お知らせ◆

次戦は7月1日(木)~4日(日)に島津アリーナ京都で行われる第90回全日本大学総合卓球選手権大会です。

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部