2024年11月26日 東京体育館
スタメン(サーブローテーション順)
1 OH 柿崎晃 (商4)
2 MB 澤田晶(総4)
27 OH 尾藤大輝 (経1)
18 OH 舛本颯真 (総2)
4 MB 山根大幸 (商4)
5 S 村上連 (経4)
20 L 土井柊汰 (文2)
12 L 山田凛玖 (商3)
ついにインカレが東京体育館で開幕。中大は初戦、鹿児島の志學館大と対戦。攻守で圧倒し、途中からは多くの選手が試合に出場。全員で勝利を掴み、見事1回戦を突破した。
▲笑顔の山根
第1セットは柿崎のスパイクで先制。その直後にサービスエースも決め、キャプテンとしてチームに勢いをもたらす。さらに山根のブロックや舛本の攻撃で、最大8点リードと点差を広げる。最後は中盤に舛本に代わって入った笹本穏(総2)のスパイクが決まり、25-17で第1セットを手にする。
▲ガッツポーズをする笹本
第2セット、序盤に村上の不意打ちのツーで得点するなど頭脳プレーで会場を沸かす。さらに澤田、山根らミドルを多用し相手を翻弄させる。さらに13-8の場面、怪我で秋季リーグ途中から欠場していた山﨑真裕(総4)が試合に復帰。山﨑は「まだジャンプの時は怖い。全力は出し切れてないが数をこなせば克服できるかなと思う」と語った。最後は途中交代で出場していた羽田汐音(商4)がバックアタックを決め25-12で第2セットも奪う。
▲スパイクを決め喜ぶ羽田と笑顔の九冨鴻三(総3)
第3セット、中大はスタメンをセッターに九冨、レフトに坪谷悠翔(文3)と笹本、ライトに梅本春之助、センターに、引き続き山根と復帰の山﨑、リベロに山田凛玖(商3)と大きく変更してスタート。立ち上がりから山﨑が1枚で相手の攻撃をブロックするなど、良い雰囲気で試合を進めていく。中盤では14-11と3点差に縮められる場面もあったが、リリーフサーバーとして投入された舛本がサービスエースを決め再び流れを呼び戻す。その後は順調に得点を重ね、最後は山﨑がブロックしたボールが相手コートに落ち、25-17で第3セットもものにし、開幕戦ストレート勝利を飾った。
▲スパイクを決め、チームを盛り上げる梅本
多くの選手が出場し、その選手たちが活躍するという層の厚さを披露した中大。試合後、柿崎は「自分たちでやろうとしてる目的だったりとかがしっかりあって、そういったところがしっかり自分たちの中で出来ていた」とこの試合を評価した。
◆コメント◆
【柿崎選手】
──初戦迎えて、チームの雰囲気いかがですか?
そうですね。やっぱ全カレに向けて結構厳しい練習だったりとか結構きつい練習してきたんで自信っていうのはしっかりついてきてる中で、今日しっかり4年生中心となって、試合出てるメンバーっていうのが特に試合中のやっぱこういった試合ではやっぱりコミュニケーションっていうのが大事になると思うので、そこのコミュニケーションがしっかり取れてたんで、本当にいい雰囲気で初戦迎えられたかなというふうに思います
──試合振り返っていかがですか?
そうですね。やっぱり最初の方は少し相手に合わせてしまう展開もあったんですけど、その中でも自分たちでしっかりやろうとしてる目的だったりとかがしっかりあったんで。そういったところがしっかり自分たちの中で出来てたので、良かったかなと思います
──インカレ次戦に向けて
そうですね。相手にやっぱり合わせたら飲まれてしまうと思うので。今日の試合のように、まずは自分たちのやりたいバレーボールっていうのをしっかり展開していって。まあ、その中でしっかり自分たちのスパイクだったりとか。武器であるサーブでしっかり崩して点数を重ねていければいいかなと思います
【山﨑選手】
──自身としては久しぶりの試合になったと思いますが、怪我の具合はどうですか
痛みはだいぶ良くはなってきたんですけど、まだジャンプのときは怖い部分もあるので、全力を出し切れてない感じはあります。でもそこは数こなせば克服できるかなと思うので、この試合期間中で調整していきたいです
──今日のチームの雰囲気はどのように感じましたか
Aチームの最初はちょっとスロースタートだったんですけど、Bチームが入って良いようにチームが回って連続得点できる場面も何回かあったので全体的には良かったかなと思います
──インカレの意気込みをお願いします
自分はメインで使われるというより交代で入る選手なので、交代で入るからにはチームの勝利に貢献できるよう自分にできることを精一杯頑張りたいと思います
◆試合結果◆
1回戦
〇中大3 (25-17、25-12、25-17) 0志學館大●
◆お知らせ◆
次戦は11月27日(水)に東京体育館で行われる対名城大戦です。
(記事:佐伯真生、波多江紗希 写真:波多江紗希)
公式X(@chudaisports)
Instagram(@chuspo_report)