11月26日 港区スポーツセンター
スタメン(サーブローテーション順)
2WS 富田将馬(文4)
4MB 水野将司(法4)
23WS 佐藤篤裕(法1)
9WS 都築仁(法3)
10MB 梅本鈴太郎(法3)
1S 牧山祐介(商4)
13Li 土岐大陽(経3)
5Li 斎藤総人(法4)
昨日開会式が行われ、本日から大学日本一を決める大会が開幕した。1回戦目の相手は、大阪商業大。「サイズが小さく、ちょこちょこやってくる苦手なタイプ」(都築)だったが、中大は終始安定感のあるプレーで1セットも渡さずストレートで勝利を収めた。
▲スパイクを放つ佐藤
「少し固くなった部分はあったが、出だしは悪くなかった」(牧山)。第1セット、佐藤のキレのあるスパイク、梅本の鉄壁のブロックが連発するも、序盤、中盤は両者譲らぬ攻防戦が続いた。18ー16と2点リードの場面、都築が高い打点からのスパイクを相手コートに放ち、さらに佐藤もブロックポイントを決める。そこから一気に中大の猛攻撃が始まり、ピンチサーバーとして起用された山岸隼(法2)がサービスエースを決めるなど勢いに乗った末7連続得点し、25-16で第1セットを先取した。
▲相手のスパイクを1枚でブロックする梅本
第2セット、1点目は大阪商業大に取られるが、中大はそのあと5連続得点を挙げ一気に5-1に。中盤14-7の場面でも都築がスパイクを果敢に打ち込み、またも中大は5連続得点し、さらに点差を広げていく。その後も主導権は中大が握ったまま試合は進み、25-14で難なく第2セットも制した。
第3セット序盤は、第1セット同様取って取られての試合展開が続く。12-8の場面、梅本、佐藤のブロックが続き3連続得点を挙げる。その後メンバーチェンジを大幅に行った中大はさらに勢いづき、25-15の10点差を付け第3セットも奪い、見事ストレート勝利で次戦に駒を進めた。
▲梅本がブロックを決め、喜ぶ選手たち
次戦の対戦相手は、広島大。「相手がどこでもチャレンジャー精神で頑張っていきたい」(牧山)と次戦への意気込みを語る。インカレという大舞台で目指すは1校のみに与えられる「日本一」という称号。「難しい戦いになると思うが、この大会の中でチーム全体が成長していけたら可能性はある」と話す都築。負けたら終わりというシビアな戦いの中で、6日間全て笑顔で終える選手たちの姿が見たい。
◆試合結果◆
1回戦
〇中大3(25-16、25-14、25-15)0大阪商業大●
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部