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後藤8位入賞!マイル予選トップ通過!関東インカレ3日目─第105回関東学生陸上競技対抗選手権大会

2026年5月23日 栃木県・カンセキスタジアムとちぎ


2日目までとは打って変わって、快晴の中開始された関東インカレ3日目。各種目で予選や準決勝が行われ、最終種目の男子4×400㍍リレー予選では全体トップで翌日の決勝進出を決めた。跳躍でも後藤大輔(商1)が1年生ながら走幅跳8位入賞。また、長距離ブロックからは、男子3000mSC予選に「世界一速い主務」こと山﨑草太(文4)が出走した。初の関東インカレとなった末田唯久海(法1)もPB更新するなど、最終日につながる1日となった。


男子1部400㍍ハードル予選には、山本祐弥(経2) 、小栁新(法4) 、酒井大和(法4)が出場。1組、2組に出場した山本、小柳はそれぞれ予選敗退と、悔しい結果に終わった。4組に出場した酒井は組2着で予選通過し、準決勝進出を決めた。

迎えた準決勝、酒井は「予選は自分の思うような走りができずメンタル的にも苦しい部分があったが、予選で出た課題をしっかり修正して切り替えて走ることができた」と予選よりタイムをあげ、50秒08でフィニッシュ。勢いそのまま明日行われる決勝へと駒を進めた。

▲決勝に進出した酒井

ゴールラインへ飛び込む山本

予選に出場した小柳

男子1部走幅跳決勝には、後藤大輔(商1) 、村松晃成(経4) が出場。

 初の関カレ出場となった後藤は、今大会の目標に入賞を掲げ、それを見事に達成する跳躍を見せた。その一方で「後半がなかなかかかりきらなかった」と今後に向けての修正点を挙げ、さらなる成長への課題を明確にした。次の目標を問うと「U20アジア選手権で入賞・優勝ができる選手になることと、全日本インカレまでに標準を切って今回の順位を超えれるような跳躍をすること」と上を見据えた。

8位入賞を果たした後藤

 最後のインカレとなった村松は「悔しい気持ちでいっぱい」と言葉を詰まらせた。アップの段階ではかなりいい状態で入ることができ「最低でも入賞」と意気込んだ今大会だったが、本番で足を攣るアクシデントに見舞われ、決勝進出とはならなかった。「4年生になって残り数試合となってしまったので、その数試合でまずは全日本インカレの標準を切ることと、PB更新ということを目標に頑張っていきたい」と最終学年に懸ける想いを溢した。

▲悔しさをにじませた村松

男子1部800㍍予選には、寺田向希(文3) 、梅原俊太(商1) 、宮下颯汰(商2)が出場。梅原は大学初の公式戦となったが、悔しくも予選敗退。序盤集団後方に位置していたが、「うまく前に出れなかった」と位置取りを課題に挙げ、悔しさの残るレースとなった。

初公式戦出場となった梅原

予選を通過し、準決勝に進出した寺田、宮下はともに最終日に行われる決勝へ。1組目4着となった宮下は、「アップの段階から結構いい動きだった」とコンディション良好。着順には入らなかったものの、目標としていたレースを展開し、タイムで拾われ決勝に進出した。2組目に出走した寺田は3着フィニッシュで決勝進出を決めると、ガッツポーズで喜びをあらわにした。またレース後には同じく決勝進出を決めた宮下とハイタッチする姿も見られた。

▲レース後ガッツポーズを見せる寺田

▲タイムで決勝進出を果たした宮下

男子1部200㍍予選には、植松康太(総3) 、エケジュニア瑠音(法4) が出場し、ともに準決勝進出を決めた。4×100㍍リレーに続く連戦となる中、植松は予選2組をトップ通過。「今シーズンやってきた動きができるかの確認」という位置づけで臨み、「ほとんど力を出さずに通過でき、自身の成長を感じた」と振り返った。

余裕の表情でゴールする植松

一方のエケはリレーでの疲労もあり「身体のコンディションを合わせるのが難しいレースだった」としながらもタイムで拾われ準決勝へ。「自分の走りを取り戻してしっかり決勝進出します!」と最終日への意気込みを語った。

▲タイムで拾われ準決勝へ駒を進めたエケ

男子1部3000㍍障害予選には、山﨑草太(文4) 、末田唯久海(法1) 、徳山博貴(法1)が出場。

 予選1組目に登場したのは「日本1速い主務」こと山﨑だ。序盤は後方から様子を伺う形でスタート。徐々に集団が散らばり始め、互いに探り合うレース展開が続く中でも冷静沈着にレースを進める。「ラスト100㍍で同じ位置なら自信があった」と語るように、圧巻のラストスパートを見せ、見事組2着でゴールし勝負強さを示した。決勝での目標は「黄台」に乗ること。決勝の舞台で躍動する姿が楽しみだ。

笑顔を見せる山崎

 2組目には末田が出走。レースプランについて「冷静に自分の走りをして、いつでも仕掛けられるような位置に着く」としたように集団の後方からじわじわと追い上げを見せた。ラストでは粘り強さを見せ、タイムで決勝進出を果たした。初の関カレの舞台で決勝に挑むが「どんなレースになっても焦らず、最後まで粘る」と意気込んだ。

タイムで決勝進出となった末田

 最終3組には同じく初出場となった徳山がエントリー。今レースを振り返り、「大学の看板を背負う点では緊張したが、独特の会場の雰囲気を楽しんで走れた」と大舞台の空気を噛み締めた。決勝への意気込みを問うと「3人で出られるということが何よりも嬉しい。3人で力を底上げし合いながら、2人との勝負に勝ち、思い切ったレースをしたい」と仲の良さも垣間見せながら、フレッシュな闘志を燃やしていた。

水濠に足を掛ける徳山

4×100㍍リレーに続き2冠達成を狙う4×400㍍リレー。序盤から先頭争いを繰り広げ、熾烈な戦いを制し全体トップで予選を通過した。

1走の庄籠大翔(法3)は、去年と同様に1走の9レーンを走り、「割と自信持っていけた」と経験を活かして落ち着いたレースプランを形成した。
前半から出力したレースだったため「去年ほどのラストの追い上げができなかったのが少し悔しい」と決勝に向けて修正点も見えたようだ。

1走で流れを引き寄せた庄籠 

「自分が一位に押し上げて、大久保に楽させようと思った」と語るのは続く2走の正野巧磨(経3)。3位でバトンを受け取り、勢いそのままにどんどんと速度を上げ、2位でバトンを繋ぐ。「最後カーブからしっかり伸びて走れた」と調子の良さを見せた。

2番手でバトンを繋いだ正野

3走は初出場となった大久保芯馬(商1)が出走。
「緊張がほぼなくて、とにかく楽しむってことを意識して走った」とリラックスして挑めた様子だった。レースプランについて「最後まで抑えて、出し切る」とした上で決勝に向けての課題として「最初 の200㍍があまりキレがなかった状態だったのでスピード感ある一本にできたら」と冷静にかつ緻密に分析した。

関カレ初出場の大久保

アンカーを任されたのは田邉奨(商3)。「3人が上手く繋いでくれたので、3着以内にしっかり入るというところをまず意識して走った」と決勝に向けて危なげなくレースを展開した。悔いが残った個人種目から調整を重ねて「ラストまでしっかり動いていい走りができた」と連覇に向けて好調をアピールした。「1位通過なので、自信を持ってさらに1段階2段階ギア上げて走りたい」と栄冠へ攻めの姿勢を見せた。

アンカーの田邊

 

◆試合結果◆

男子1部400㍍ハードル予選
1組
⑥山本祐弥(経2) 52秒94
2組
⑦小栁新(法4) 53秒25
4組
②酒井大和(法4) 51秒81
→酒井が準決勝進出

男子1部400㍍ハードル準決勝
1組
②酒井大和(法4) 50秒08
→決勝進出

男子1部走幅跳決勝
⑧ 後藤大輔(商1) 7m45
17 村松晃成(経4) 7m22

男子1部800㍍予選
2組
④寺田向希(文3) 1分51秒25
4組
⑦梅原俊太(商1) 1分54秒34
5組
③宮下颯汰(商2) 1分52秒14
→寺田、宮下が準決勝進出

男子1部800㍍準決勝
1組
④宮下颯汰(商2) 1分52秒57
2組
③寺田向希(文3) 1分54秒59
→ともに決勝進出

男子1部200㍍予選
2組
①植松康太(総3) 21秒07
5組
⑤エケジュニア瑠音(法4) 21秒22
→ともに準決勝へ

男子1部3000㍍障害予選
1組
②山﨑草太(文4) 8分57秒00
2組
⑥末田唯久海(法1) 8分59秒35 PB
3組
②徳山博貴(法1) 8分59秒78
→3人全員が決勝へ進出

男子1部4×400㍍リレー
2組 3分07秒87
1走 庄籠大翔(法3)
2走 正野巧磨 (経3)
3走 大久保芯馬(商1)
4走 田邉奨(商3)
→予選トップ通過

 

◆お知らせ◆
関東インカレ4日目も予定通り行われます。

(記事:村野風珈、伊藤凛音、写真:村野風珈、伊藤凛音、佐渡原菜結)

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