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【インカレ直前特集/Fly High~己の頂へ~】 ④サッカー部(後編)

全国の実力者たちが集う年に1回の祭典、インカレが今年もやってくる。己の最高を目指した戦いが幕を開けようとしている中、鍛錬を積む選手たちは何を目標に、どんな思いを持って臨むのか。6部会の選手たちの声と展望を全8回の連載としてお届けする。 

第4回となる今回は、前回に引き続きサッカー部を取り上げる。後編はリーグ戦でチームに欠かせない活躍を継続する星野創輝(商3)と小川雄輝(文1)に、前期リーグ戦の振り返りや総理大臣杯の目標について聞いた。


-リーグ戦とアミノバイタル杯を振り返って

星野:リーグ戦でなかなか勝てない中で、東海大戦でやっと勝ちをあげてその勢いでアミノ杯(アミノバイタル杯)も優勝とはいかなかったけど総理大臣杯の切符を取れて、最初に感じていた1部で通用していないところがちょっとずつ修正できていってアミノ杯で結果が出て、その勢いでリーグ戦もいきたかったけど現実はそうあまくなかったです。また新たな課題が見つかって、そのまま大臣杯(総理大臣杯)にいくということで波に乗っていないのは事実ですけど、一発勝負なので連戦だけどみんなでそれこそチーム一丸となって、今年中大の強さとか勝ちを示すにはもうリーグ戦の優勝がなくて大臣杯で結果を残すしかないので、そこはみんなで同じ目標に向かって頑張っていきたいと思います。

小川:僕も同じなんですけど、関東リーグでなかなか勝ててなくて今最下位という状況なんですけど、そんな中でアミノではチームみんなで勝てて総理大臣杯の切符をつかめたので、ここは一回リーグ戦は中断に入っているので総理大臣杯に向けて優勝目指して頑張りたいと思います。

 

-初戦まで10日を切っている中で、今どのような心境か

星野:3年目で初めての大臣杯、夏の全国大会ということで、サッカーやってきてまだ日本一をとったことないので素直に楽しみという気持ちと優勝したいという気持ちです。

小川:大臣杯の切符をみんなでつかめたので、まずはチーム内で争いがあって自分が出られるように、出られなくてもチームのためにやって優勝したいなという思いです。

 

-総理大臣杯に向けて個人で継続していること

星野:アクション、動き出しというところで、背後へのランニングもそうだしゴール前での少しの相手との駆け引きで先手を取るとかの動き出しを意識しています。

小川:守備のところでボールを奪いきるところ、攻撃のところでは結果とかゴールを決めることが足りないと思うのでやるしかないと思っています。

 

-現時点での完成度は

星野:合宿は体調不良で参加できなかったけど、完成度は別に全然低くないとは思ってはいます。試合内容は東海大に勝ってからずっと悲観するものではない試合が続いていて、最後は失点と得点のところで、そこで価値を出せる選手が出てくれば大臣杯は取れると思っています。

小川:今の話にもあった通り、内容的なものは積みあがってきているとは思うんですけど、最後の守るところと決めきるところが足りないので、そこをもっとこだわれば勝ちがついてくるのではないかと思っています。

 

-ここまでのリーグ戦でチームトップの5得点を決めていることに関して

星野:もっと取れるし、もっと自分がチームを勝たせる、楽にさせられる状況はもっとつくれると思います。大臣杯もこの後のリーグ戦も自分が点を取り続けられればチームもおのずと勝つ確率が高くなると思うので、いろいろあるけど一番は点を取ってチームを勝たせることを意識してやっていきたいと思っています。

 

-先日まで関東選抜メンバーの一員として大会で活躍されていたが、どんな刺激を受けたか

小川:中学生以来の国際試合、日本ではない国と対戦して、日本と違って体も結構強いし、こないと思うところでガツガツくるし、そういうことを経験できてよかったなと思います。

 

-プレーで注目してほしいところは

星野:個で自分一人というところで、ボールを持ったら注目しておいてください

小川:左足のキックに注目してほしいです。

 

-目標と意気込み

星野:得点王かつ優勝です。頑張ります。

小川:優勝です。

▼担当者から

サッカー部4選手への取材後、佐藤健総監督にお話を伺うことができました。注目選手には4年生を挙げ、「リーグ戦の順位は良くないけど悪い試合はやっていなくて、そこで何かきっかけをつかむためにこの大会でいい成績を残してリーグ戦に入りたいので、その思いというのは最後の年の4年生が強いと思う。猪越(優惟)だったり、田邉(光平)だったり、牛澤(健)だったり、山﨑(希一)だったり、その辺の選手がどうやって3年生と一緒に試合を戦っていけるか、その内容と結果を出せるかそこにかかってくると思う」と4年生への期待を述べました。全国の強豪校が集う総理大臣杯を戦ううえで大事なこととしては、「監督がずっと言っているベースの部分で、球際、切り替え、ハードワークの3つ。取るべきところでマイボールにできればいい攻撃につなげられるし、取られてもみんなが戻れれば失点も減るだろうし、それに対するハードワークをみんなでやれれば、相手より走れれば結果もついてくるだろうしというところ」と語りました。総監督の言葉にもあるように、この大会でいい結果を残しリーグ戦へのいい流れをつくりたい、そんな強い思いを抱えて10年ぶりの舞台の開幕を迎えます!

 

▼大会情報

9月1日から岩手県、宮城県の複数会場にて「2023年度 第47回 総理大臣杯 全日本サッカートーナメント」が行われます。中大の初戦は大会初日14時キックオフ、岩手県営運動公園第1グラウンドにて高松大学との一戦です!

 

(聞き手、構成:琴寄永里加、山口周起)

 

次回は、ソフトテニス部をお届けします!