2021年4月16日 神宮球場
チーム 123 456 789=R H E
青学大 000 000 000=0 4 0
中 大 000 000 30X=3 9 0
[中]皆川ー古賀
[青]仲澤、常廣ー佐藤英、小鷹
[本]〈中〉古賀(7回3点)
◆スタメン◆
1[二]石井 巧(文2=作新学院)
2[遊]中川 拓紀(商4=宇治山田商業)
3[捕]古賀 悠斗(法4=福岡大大濠)
4[右]森下 翔太(商3=東海大相模)
5[三]中前 祐也(法2=浦和学院)
6[一]北村 恵吾(商3=近江)
7[指]高橋 隆慶(文2=明秀日立)
8[中]中田 悠斗(経4=藤枝明誠)
9[左]佐伯 和希(経2=岩国)
P 皆川 喬涼(法4=前橋育英)
開幕3カード目の相手は今季1部に昇格を果たした青学大。1回戦を9ー4で勝利し、開幕6連勝を懸けて今日の2回戦に臨んだ。
▲圧巻の投球をみせた先発の皆川
中大の先発は前回の登板で自身初の完封勝利を挙げた皆川。「球自体はあまり良くなかったが、変化球でカウントが取れた」と初回から安定した投球をみせスコアボードに0を刻んだ。
一方ここ5試合で36得点と圧倒的な得点力を誇る中大打線だったが、「丁寧な投球に苦戦した」(清水監督)と相手先発仲澤(青学大)を攻略できず。6回まで両投手の白熱した投手戦が繰り広げられ、勝負の行方は終盤へと持ち込まれた。
▲2安打の中川
試合が動いたのは7回。皆川が青学打線を三者凡退に抑え込み流れを引き寄せ迎えた裏の攻撃。二死から石井が右前安打で出塁すると、続く中川も内野安打でチャンスを拡大し、迎えるのは前の打席でヒットを放ち勢いに乗る主将の古賀。3ボール1ストライクから「何が何でも1点を取ろう」(古賀主将)という気持ちで振り抜いたあたりはスタンドへと吸い込まれ、中大に待望の3点が追加された。
▲3点本塁打を放つ古賀主将
援護を受けた皆川は直後の8回、走者を出すものの2つの三振を奪い抑えると、勝利が懸かった9回のマウンドに上がった。テンポ良く2アウトを取ると、最後は4番の片山(青学大)を空振り三振に切って取りゲームセット。皆川は2試合連続となる完封勝利を挙げた。
▲勝利を喜ぶ皆川と古賀主将
試合後清水監督は「エースと主将という柱がしっかりやってくれて理想的」と試合を振り返った。これで開幕から無傷の6連勝で前半戦を終えた中大。「前半戦が終わったので一度チームを引き締めて、後半戦も良い意味でこの流れのままいきたい」(古賀主将)、「浮かれないで優勝という目標に向かって練習していきたい」(皆川)と再び気合いを入れ直して優勝が懸かった後半戦へ臨む。
◆試合結果◆
○中大3ー0青学大●(中大6勝0敗)
◆お知らせ
次戦は4月20日に14時から神宮球場にて行われる対東洋大1回戦です。
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部