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森下二試合連続の決勝本塁打! 上位進出へ視界良好ー東都大学野球春季リーグ戦 対国学大1回戦

5月22日 神宮球場

チーム 123 456 789=RHE

国学大 010 010 000=270

中 大 001 010 10x=382

[国]吉村、小玉ー高本

[中]植田、後藤、皆川ー古賀

[本]〈国〉内藤(2回、1点)〈中〉森下(7回、1点)

◆スタメン◆

1[一]内山 京祐(文3=習志野)
2[中]五十幡亮汰(法3=佐野日大)
3[右]森下 翔太(商1=東海大相模)
4[二]牧  秀悟(商3=松本第一)
5[指]倉石 匠己(経3=東海大市原望洋)
6[捕]古賀 悠斗(法2=福岡大大濠)
7[左]大工原壱成(商4=桐光学園)
8[三]小野寺祐哉(経4=白鷗大足利)
9[遊]中川 拓紀(商2=宇治山田商)
P   植田 健人(経2=興国)

▲試合終了となり、仲間に迎えられる皆川喬涼(法2)

天候に恵まれず順延となっていた国学大との戦いが行われた。中大は2回に先制点取られるも3回で取り返し同点に。取られては取り返すこの戦い、7回に森下の二試合連続となる本塁打による得点で3-2と逆転に成功すると、そのまま逃げ切り先勝した。

 

中大の先発、植田は2回に先頭の内藤(国学大)の本塁打によって先制点を許す。その後は何とか粘り、持ち直したものの5回、四球でランナーを出し中前打で1点を失い交代となった。代わりにマウンドへと上がった後藤茂基(商2)は「調子はあまり良くなかったけど、気持ちで抑えました」と3イニングを無失点に抑える好リリーフ。その後登板した皆川は3つの四球で走者を許したものの、点を与えることなく踏ん張った。

▲連日の好リリーフが光る後藤

打線は3回に内山が左前打、牧が左翼線に二塁打を放ち1ー1。5回、再び相手に得点を許すも先頭打者の五十幡が中前打を放ち、それに続くように牧が右翼線三塁打。すぐさま1点を返し、試合は再び振り出しに戻った。7回、内山、五十幡が立て続けに三振を取られ二死ランナーなし。そんな中、打席に立ったのは森下。「打った瞬間。手応えはあった」という言葉通り、打球は右中間に突き刺さる2試合連続の特大の一発となり、2-3と逆転に成功した。リードしているものの1点差と、緊張感のある状況だったが、投手陣の頑張りもあり、なんとか逃げ切り試合終了となった。

▲決勝の本塁打を放ち、笑顔の森下

「今までは下を見る戦いだったが上を見る戦いができている。意識しすぎず自然体で勝ちに行く」(牧)。この日の第三試合で東洋大が勝利し、優勝の可能性は消えたが、単独2位はまだまだ射程圏内だ。上位進出へ、次もこの勢いを止めることなく全員で勝利を目指す。

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部