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【2023秋季リーグ開幕直前インタビュー】第4回・2年生投手編

中前祐也(法4)主将のもと、「反撃」をスローガンに掲げて始動した今年の中大野球部。春季リーグは5位に終わり、苦しみながらも1部の座を守った。集大成の秋へ、開幕を目前に控えた選手たちの声を全9回に渡ってお届けする。

第4回は2年生投手陣の三奈木亜星(商2=浦和学院)選手、岩城颯空(経2=富山商業)選手、山口謙作(商2=上田西)選手。優勝のためには欠かせない2年生投手三枚看板に秋リーグへの思いを語ってもらった。

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<三奈木亜星>(聞き手、構成:髙梨晃世)


リリーフとして大車輪の活躍を見せた三奈木

──春を振り返って

「チームは5位で終わって悔しい試合が多かったですけど、その中で自分は抑えることができて、でも最後に大事なところでサヨナラ負けをしてしまって悔しい思いもあります」

──抑えにまわるようになったことで感じるプレッシャーはありますか

「緊張というか、いつもよりもさらに気が引き締まった場面で投げるのでプレッシャーっていうのはありましたけどそれを怖がってたらダメだと思ったんで思いっきり行きました」

──サヨナラ負けのときには誰かに声をかけられたりしましたか

「チームのみんなが励ましてくれました」

──特に覚えてる言葉などありますか

「そこまでは、すいません忘れちゃいました」

──登板回数が多かったですが疲れはありましたか

「連戦になってきて、連投ってなってくると疲れとかはあるんですけど、でもリリーフなんでそこはもともとわかってやっているので」

──青学大1回戦でベンチを外れていましたが

「軽い怪我だったので大丈夫でした」

──開幕前に目標で語っていた神宮で150㌔達成したときの気持ちはどんなものがありましたか

「普通に嬉しかったです。152㌔出たんで嬉しかったです」

──150㌔を超えるのにどんな練習が功を奏しましたか

「冬から瞬発力が弱いっていうのを自分の中で感じでいたのであと柔軟性もなかったのでその2つを重点的にやりながらですね。フォームとかはそこまで意識せずに、体を変えていったら球が速くなってきたっていう感じです」

──上尾のマウンドが素人目で低くて投げにくそうでしたが、いかがでしたか

「上尾のマウンドは低いっていうのもあるし、めっちゃ掘れるんで、抑えとかだと歩幅とか合わなくて難しいっていう部分もありました」

 

──母校の浦和学院高が甲子園の初戦で仙台育英高と対戦していましたが

「結構点差開いちゃったんですけど、やっぱり浦学らしい粘りのある野球だったのでまぁ面白かったです」

──刺激になったりは

「そうですね。自分が教わっていたコーチが今監督やってるんで、あと自分が3年生のときに1年生だった子だったので頑張っているなと思って自分ももっと頑張ろうと感じました」

──春戦って見つかった課題は

「抑えっていう場面で出ていくので、課題というか最後の方にあったんですけど先頭バッターを出してしまうっていうのがあったので、1点差場面とかで投げると先頭を出すことで投球が苦しくなるので、今先頭バッターを切るっていうことを意識しています」

──夏の練習で取り組んだこと

「ストレートの質を上げるのと変化球のフォークとカーブを、フォークだったら三振取れる球が欲しかったのと、カーブだったらタイミングをずらすっていう球種が欲しかったのでそれに磨きをかけました」

──1部に昇格した東洋大のチームとしての印象は

「ピッチャーの細野投手が中心となって打力もそこそこあると思うので、チームカラーが自分的には中大に似ていると思っていて、野球のやり方というか、小技とかをどんどん使ってくるタイプではないっていう印象はありますね」

──駒大と東洋大ではどちらの方がやりづらさがありますか

「自分は東洋大にも投げたんですけど駒大の方がやりづらさはあったんで東洋大の方がやりづらさの面で言ったら東洋大の方がいいかもですね。やってみないとわかんないですけど」

──警戒するバッターは

「特に1人っていうのはいないですけど、どのチームにもいいバッターはいるので、警戒しています」

──4年生との思い出

「特にピッチャー人たちはみんな優しくてレベルも高くて今も中心になってピッチャーを引っ張ってくれていて、毎日一緒に過ごしているので、その過ごした日々が思い出です」

──秋での目標、具体的な数字などはありますか

「球速はちょっと言わなくていいかな(笑い)。基本的にはリリーフになってくると思うので、失点ゼロでリーグ終えたら1番いいです」

──初戦の青学大戦に向けて

「青学大はどんどん振ってくるチームで日本一にもなっているのでその分いいバッターも多くて1球も気の抜いた球は投げられないので初球から自分の力が出せるようにしていきたいです」

──最後に意気込みを

「秋は今の4年生がチームスローガンである「反撃」っていうのを掲げてて、まだ1回も全国に出れてない代なので、それに貢献できるように自分の役割を全うすることと、個人的には失点ゼロで、次に繋げていけたらなと思います」

◇三奈木亜星(みなぎ・あせい)◇
学部学科:商学部・国際マーケティング学科
身長・体重:178㌢・82㌔
出身高校:浦和学院高校

<岩城颯空>(聞き手、構成:高橋美帆)


この春大きく登板機会を増やした岩城

──今の状態はどんな感じですか

「今の状態は別に悪くはないと思っています。週2で投げても、全然状態的には上がってきているかなと」

──秋リーグに向けていい感じですか

「そうですね。いい状態で来てます」

──チームの今の雰囲気はどうですか

「野手の4年生たちが声を出していていい雰囲気というか、全然悪い雰囲気とかは全くなくて。リーグ戦間近なのでそういう風な気持ちにさせてくれるように盛り上がっています」

──春リーグ振り返ってみてどうですか

「1番最初に登板したのは亜細亜大学で、結構緊迫した場面で投げさせてもらった。そこから何回か投げて、春とてもいい経験が出来たな、と。なかなか緊迫する場面で投げることってできないと思うので。それを活かして今も試合で投げている感じです」

──オープン戦での手応えと課題は何かありますか

「自分はストレートとかで押していくタイプだと思っていて、その中でも決め球っていうのが自分はなかったので変化球の精度が課題です。今オープン戦とか投げていて変化球で打ち取ったり、空振りを取れたりすることがあるので、変化球でも全然勝負できるんじゃないかなという手応えを感じ始めています」

──春と比べて成長したと思うことは何かありますか

「ストレートがやっぱり自分の武器だと思っていて、春のリーグ終わってからのこの期間でもっとストレートが力強くなったという感じは自分の中であります」

──ストレートが力強くなった要因は何ですか

「春のリーグ戦のときもトレーニングしてはいたんですけど、リーグ戦終わってからスクワットとか重たい系のトレーニングをして、パワーをつけたことがストレートの強さにつながっているのかなと思います」

──今強化していきたいことはありますか

「自分は決め球や落ち球がなかったので、落ち球とかを作って三振とかを簡単に取れるようにしていきたい。ピッチャーは試合で投げると思うんですけど、リズムが悪かったりすると攻撃のリズムに響いてくると思うので、投げるときはテンポよく投げて、得点をゼロに抑えていい雰囲気を持って来れるようにやっていきたいなと思います」

──自分の強みや注目してほしい点は何かありますか

「自分はストレートで押していくタイプなのでその投球スタイルを見てもらえればいいなと思いますし、自分は変化球が課題なので変化球で打ちとったり、空振り取ったりしているところやコントロールも良くはなっていると思うので、そういうところも見ていただきたいなと」

──キャッチャーとはどんなことを話されていますか

「自分は変化球が課題なので、変化球を多く投げて、逆に変化球を投げすぎて自分の魅力である力強いストレートが投げられなくなったりすることもあって。ストレートを生かすための変化球だと思っていて変化球を曲げに行くとかするとストレートに悪い感覚が響いてしまったりするので、キャッチャーとは変化球を投げすぎないようにだとかストレートを活かすための配球だとかそういうことを普段話しています」

──投球をする上で気をつけていることは何かありますか

「自分はコントロールが悪いと思っているので、ボール先行にしてはいけないなと思っていて。それだとバッター有利になってしまうので。理想は早めに追い込んでピッチャー有利になるようにというのは投げる中で考えています」

──チーム内でライバル視している選手はいますか

「2人いて、1年生の時からずっと投げている三奈木(亜星・商2=浦和学院)がライバルって言っていいのかわからないんですけど一応意識はしていて、1年生からずっと投げているので自分も早くそこに立ちたいという意識で見ていて、2年生になってからは去年よりは多く投げさせてもらっていて、練習も一緒にやることが多くて、練習しているところとか見ているといい刺激をもらっていて自分もやらなきゃなという意識にさせてもらっているので三奈木かなと。もう1人は怪我とかであまり投げれてないんですけど1個上の先輩で今村さん(拓哉・文3=関東第一)っていう左ピッチャーがいて、投げているところはあまり見たことないんですけど、練習熱心な先輩で自分の中ではいいピッチャーだと思っているので今村さんが復帰してすぐ抜かされないようにというのは日々頭の中に入れてやってます」

──そのお二人のどんなところがすごいなと思っていますか

「1日練習している中で人なのでだらけてしまったりする部分もあると思うんですけど、その二人に共通していることは短期集中型というか、やる時にパッとやる人たちなので、そういうところが質のいい練習というか。自分も一緒にやっているんですけど、だらけてしまったりする部分もあるのでそういうところがすごいなと思います」

──ストレートが強みとのことでしたが、自分のストレートのいいところはどこですか

「自分は投げててあまり手応えとかよくわからないんですけど、キャッチャーとか監督とかに言われるのは自分はあまり球速が速くはないんですけど、速く見える。社会人とかとやっていても空振りが取れたりするので、回転数とかが多いのかな、と」

──目標にしている選手はいますか

「やっぱり西館さん(勇陽・法4=花巻東)かなと思います。1年以上一緒に野球してきてやっぱり頼られる存在だと誰もが思うピッチャーでそういうピッチャーっていいなと思うし、自分もそんなふうに誰からも頼られるようないいピッチャーになりたいなと思っているので、西館さんかなと思っています」

──秋リーグに向けてどんな練習をしてきましたか

「さっきも言ったんですけど、ボールの力強さを上げるためにスクワットとか重たいもの持ってやるトレーニングや短いダッシュとかをメインにやってきました」

──秋リーグで意識している大学はありますか

「青山学院大学は春に勝ち点も取られたし、完封されたっていうのもあってしかも日本一のチームになっていて、自分のリーグに日本一のチームがいるというのはやっぱり意識はします」

──最後に秋リーグへの意気込みや目標をお願いします

「自分がもし投げさせてもらえるんだったら、任されたイニングはゼロで行かなければいけないと思いますし、どの場面で投げるかわからないので、マウンド立ったら自信持って投げて一つ一つのアウトをとってゼロを重ねていくっていうのが秋リーグの目標かなって思います」

岩城颯空(いわき・はくあ)◇
学部学科:経済学部・国際経済学科
身長・体重:180㌢・88㌔
出身高校:富山商業高校

<山口謙作>(聞き手、構成:松岡明希)


大学初勝利をあげた山口

──春リーグを振り返って

「全体を通すとリリーフで結構投げさせてもらえて、ピンチの場面でも自分の投球ができたのでよかったです」

──自身の春リーグベストプレーは

「駒大2回戦の初登板でリリーフとして出場した場面です。ピンチの場面で自分の持ち味であるコントロールを意識して失点しないように投げられました」

──悔しかった場面は

「最後の国学大戦で1死一塁の中でセンターに三塁打を打たれたことが悔いに残りました。秋はリリーフで0点に抑えられるように頑張りたいです」

──自身に点数をつけると

「50点くらいです」

──オープン戦の調子は

「夏休み7月の最後の方と8月前半は先発で3イニングくらい投げていて、今後に向けてという形でやっています。そのあとはリリーフ登板していて、調子は良い感じです」

──ピンチで登板する場面も多いが、どういった心持ちでマウンドに上がっているのか

「ピンチだから打たれてはいけない場面で、一番意識しているのは気持ちで負けないようにすることです。「打たれない!」という気持ちでマウンドに上がって、マウンドに上がってからは楽しむだけです」

──その意識はいつから持ち始めたのか

「この意識は野球を始めた時からで、高校時代もピンチになって打たれないようにギアを上げる心持ちでやってきました。大学に入ってからもピンチは多いですがそういう心構えです」

──駒大2回戦での初勝利をあげた場面の感想と、どんな言葉をチームメイトにかけられたか教えてください

「先発ではありませんが、リリーフでも大学初勝利がいい形で得られたのでよかったです。ベンチの中ではおめでとうと言われて、まだまだリーグ戦が続いていたので「この先も頼むぞ!」と言われました」

──得意球であるスライダーの投球で意識していることは

「スライダーは高校の時から自信があるボールです。継続的に練習では投げミスをしないようにしています。両サイドのコースに投げ分けることを意識して、真ん中に行かないようにしています。三振を取ることが出来るスライダーと、カウントを取るためのスライダーはまた違います。三振を取りに行くスライダーも練習しておかないと、高めに浮いてしまって打たれるということがあるから三振を取りに行くときは低めを意識してブルペンから、そして日ごろの練習から投げるようにしています」

──同じ2年生左腕としての岩城(颯空・経2=富山商業)投手の印象は

「タイプは違いますが同じ左で、試合でも投げる回数も同じくらいだから、負けたくないというライバル意識があります」

──同じ2年生、三奈木(亜星・商2=浦和学院)投手との関係は

「練習も一緒にしたり、ご飯も行ったりします。2年の投手陣はワイワイした感じで仲良くやっています」

──オフにはテレビを見るということですが、どのようなテレビを見ていますか

「ドラマを結構見ています。今やっているのだったら、真夏のシンデレラが好きです。基本全部見ます」

──食事に関して気をつけていることはありますか

「野菜も食べてミネラルなど大事な栄養素をしっかりとるようにしています。野菜は全部、栄養よく食べます」

──福岡ソフトバンクホークス、和田毅投手にあこがれたきっかけは

「野球を始めた時にテレビでちょうど見た時に見たのが和田投手でした。すごくよいピッチングをされていたので、このような投手になりたいと思ったことがきっかけでそこから目標にするようにしました」

──仲良くなった1年生は

「平山(颯士・文1=水戸商業)です。春もベンチ入りしていたので練習の時とかも一緒にいろいろ話して、練習も一緒にするような仲になりました」

──オフはどのように過ごされましたか

「夏はバーベキューをしたり海に行ったりしました」

──夏の高校野球はご覧になりましたか

「母校の上田西高校の試合が甲子園開幕戦で、勝ってくれと思いながら見ていました。タイブレークで負けてしまいましたがとてもいい試合をしていました。ちょうど代も被っていたこともあって、注目しました」

──森下翔太氏(令5卒=阪神タイガース)や北村恵吾氏(令5卒=東京ヤクルトスワローズ)の活躍をどのようにご覧になっていますか

「ものすごくすごいと思って見ています。森下選手も活躍されて、北村選手もホームラン打っていて自分も刺激をもらいながら、そのような選手になりたいという思いでやっています」

──秋リーグ、俺のここを見てほしい!というところを教えてください

「持ち味であるコントロールと打たせて取るピッチングを見てほしいです!」

山口謙作(やまぐち・けんさく)◇
学部学科:商学部・国際マーケティング学科
身長・体重:175㌢・74㌔
出身高校:上田西高校