春季リーグ開幕直前インタビュー⑤～最終回はもちろんこの二人！主将・副将コンビ編

昨年の秋季リーグ戦では最下位タイと雪辱を味わった中大硬式野球部。「東都大学野球」改め、プレミアムユニバーシティーズとして迎える初めてのリーグ戦は４月２日（月）に大分県の別大興産スタジアムで開幕予定です！そこで今回は全５回にわたって、計14名の選手のインタビューをお届けします！最終回の今回は、北村恵吾主将（商４・近江）・森下翔太（商４・東海大相模）の２選手です！

※インタビュー内容は文面にて硬式野球部にご協力いただきました。

〈北村恵吾〉（聞き手、構成：竹内賢心）

▲主将として、またチームの主軸としてもチームを引っ張る北村

──キャプテンが決まった時、どんな心境だったか
ありがたいですし、やってやろうという気持ちでした

──キャプテンとしての心構え
チームに対する影響力が大きくなったので、チームメイトの前やグラウンド内でマイナスな発言とか、そういう雰囲気を出さないように意識しています

──どのようなチームを作っていきたいか
チームスローガンは「日本一」なので日本一になれるチームを作りたいなと。これは日本一というスローガンを作ったときに言ったんですけれど日本一になるためには私生活を含め、小さな日本一を一人ひとりで作っていこうというのを全員の前で話しました。例えば野球であればキャッチボールやノックから一つひとつの日本一を作っていけば、おのずと日本一のチームになるかなと思うので、小さなことの積み重ねを大切にしたいと思います

──プロを目指す上で自身が思う課題
伸ばさなくちゃいけないのは守備もバッティングも両方ですが、バッティングにおいては勝負強いバッターになりたいなと思っているので、スコアリングポジションにランナーがいるときにいかに打点を稼ぐかというのはクリーンナップ、主軸を打たしてもらってる中で自分の課題だなと思っています。いかに打点を稼げるかというのは、チームの勝利にも絶対カギとなってくるかなと思います

──今年の春、特に意識していること
バッティングは丁寧に打つことだけを考えてやってます。遠くに飛ばすとかは全然考えてなくて、自然と試合になれば強く振るのも当たり前ですし、しっかり芯にボールが当たって角度が上がればホームランが打てるのは分かっているので、普段のバッティング練習ではいかに調子を崩さないか、今のいい状態をキープできるかっていうの考えて丁寧にバッティングすることを意識しています。守備で意識していることは捕ってから慌てることが多くて、慌ててしまうと暴投につながるので、捕ってからしっかりステップを踏んで慌てないというのを意識してやっています

──長打力という部分で意識しているところ、また練習で工夫している部分
自分はパワーがあるとはそんなに思っていなくて自分のタイプ的にはボールを下に入れて回転をかけて放物線を描きながら飛ばすというイメージを持っているので、弾丸ライナーでスタンドに突き刺さるような打球ではなく、しっかりボールに角度を入れて伸びるような打球を打ちたいなとは思っていますね

──チームとしての今後の課題
今年から勝ち点制になって、それを知っているのは自分たちの学年しかいなくて、リーグ戦の緊張感というのは多分みんなそこまで理解していないと思うんです。そこの緊張感を出せるのも自分たちしかいないので、楽しくやる、元気を出すというのはいいんですけど、その中でもミスに対する声とか、一球の重みというのを周知させないといけないと思っています

──今年の個人の目標、チームの目標
チームはリーグ戦優勝、そこから日本一。個人としてはベストナイン取ることと、春秋通してホームラン10本以上打ちたいと思っています。現時点で４本なのであと６本打ちたいです。そのうえで、打点を稼いで勝負強いバッターになりたいです

◇北村恵吾（きたむら・けいご）◇

生年月日：2000年12月18日
学部学科：商学部・商業貿易学科
身長・体重：183㌢・85㌔
出身高校：近江高校

〈森下翔太〉（聞き手、構成：小野祐司）