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代打綱川が決めた!サヨナラ勝ちで優勝に望みをつなぐー東都大学野球春季リーグ戦 対日大3回戦

2024年5月21日 明治神宮球場

チーム 12345678910=RHE
日 大 000000010 0=160
中 大 001000000 1x=290

[日]市川、山内翔-南條
[中]今村、山口、子安、岩城-野呂田
[本]なし

◆スタメン◆

1[中]橋本 航河(文1=仙台育英)
2[遊]佐藤 壱聖(経2=東日本国際大昌平)
3[三]繁永  晟(商3=大阪桐蔭)
4[左]櫻井 亨佑(商4=習志野)
5[一]松嶋 晃希(経3=浦和学院)
6[指]伊藤 櫂人(文2=大阪桐蔭)
7[右]安田 淳平(商2=聖光学院)
8[捕]野呂田 漸(文3=秋田中央)
9[二]山本  聖(文4=鹿屋中央)
P   今村 拓哉(文4=関東第一)

 

青学大、日大、そして中大の3校にリーグ優勝の可能性が残され、大混戦となっている春季リーグ戦。自力優勝のためには残りの試合すべてに勝利することが絶対条件の中、中大は日大3回戦に挑んだ。両投手陣の好投が続き、試合は1対1でタイブレークへ突入。10回裏に代打で登場した綱川真之佑(経3=健大高崎)のサヨナラ打で見事勝利を収めた中大は、勝ち点1を獲得し優勝へ望みをつないだ。

 


▲日大打線を5回まで封じ、先発としての役割を果たした今村

大事な試合の先発を任せられたのは、前回の亜大戦でも先発し好投を見せた今村。2回表、1死から連打と四球で満塁とするも、続く南條(日大)を併殺打に抑えピンチを脱する。3回裏、中大は先頭打者の安田が遊安打で出塁すると、1死二塁で打席が回ったのは、日大1回戦で市川(日大)から適時打を含む3安打を放っている橋本。この試合もレフトへ適時打を放ち、先制に成功する。


▲この試合も先制打を含む2安打を放った橋本

援護をもらった今村は、日大打線に2回以降安打を許さない安定した投球で5回を投げ切り、無失点でマウンドを山口謙作(商3=上田西)に託した。

6回、中大は山本が四球を選び出塁。犠打で得点圏に走者を進め、2死二塁としたところで迎えた打者は繁永。しかし、日大サイドは申告敬遠を選択、四番の櫻井との勝負を選んだ。安打で悔しさを晴らしたい櫻井だったが、二ゴロに倒れ得点を挙げることができない。

今村に代わって登板した山口も、変化球を織り交ぜた緩急のある投球で、アウトの山を築いていく。しかし8回表、先頭の星野(日大)に内野安打で出塁されると、続く打者にも安打を打たれ一、三塁とされる。野呂田の盗塁阻止に助けられ1死三塁とするも、角田(日大)の打球は前身守備を敷くショートへ。なんとか打球を止めた佐藤壱だったが、ホームへは投げられず同点に追いつかれてしまう。

そして、9回では決着がつかず試合はタイブレークへ突入。無死一、二塁から攻撃が始まる緊迫した場面で、中大は子安秀弥(経1=東海大相模)をマウンドに送った。しかし、四球を与えてしまい岩城颯空(経3=富山商業)へスイッチ。「自分が行くってなったからには絶対に抑えてやる」という強い思いでマウンドに上がった岩城。無死満塁からの登板だったが、最初の打者から三振を奪うと続く打者も抑え、この試合最大のピンチを無失点で切り抜ける。


▲気迫の投球でチームのピンチを救った岩城

その裏、先頭の皆川岳飛(経3=前橋育英)が犠打できっちり走者を進めると、1死満塁で代打で登場したのは綱川。「まっすぐを狙ってコンパクトに振る」ことを意識して打席に入った綱川の打球は、投手強襲のサヨナラ打に。見事チームを勝利に導き、中大は勝ち点1を獲得した。


▲サヨナラ打を放ち選手たちから手荒い祝福を受ける綱川

試合後、綱川は「ゲッツーかと思ったけど、ほっとしました」と安堵の表情を見せ、「大事な場面でチームに貢献できてよかった」と話した。清水監督は、選手には「全員で気持ちを含めて繋いでいこうと言っている」と話し、「リーグ序盤は1年生が活躍し、試合展開が苦しくなる終盤は上級生が経験を生かしてくれている」とチーム全員で戦えていることを実感している様子だった。

全員野球で接戦をものにし、勝利をたぐり寄せた中大。残す青学大戦での直接対決で優勝が決まる痺れる展開となった。一戦も落とせない状況だが、選手たちは誰も諦めていない。最後まで”繋ぐ野球”で戦い抜き、全力で優勝を取りに行く。

◆試合結果◆
〇中大 2- 1日大●

◆お知らせ◆
次戦は5月24日(金曜日)に明治神宮球場で行われる対青学大2回戦です。

(記事:山里莉子、写真:髙梨晃世、齊藤さくら)

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