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好調打線で競り勝ち、今季初勝利!ー東都大学野球春季リーグ戦 対駒大一回戦

4月16日 神宮球場

チーム 123 456 789 RHE
駒 大 000 021 030=691
中 大 010 131 01×=7120
[駒]竹本、山本、浪岡、福山-鈴木
[中]皆川、畠中-古賀
[本]五十幡(中)、木下(駒)

◆スタメン◆
1[中]五十幡亮汰(法3=佐野日大)
2[指]五十嵐滉希(経4=関東一)
3[一]内山 京祐(文3=習志野)
4[二]牧  秀悟(商3=松本第一)
5[右]森下 翔太(商1=東海大相模)
6[左]大工原壱成(商4=桐光学園)
7[補]古賀 悠斗(法2=福岡大大濠)
8[三]小野寺祐哉(経4=白鴎大足利)
9[遊]石田 瑛平(商2=習志野)
P   皆川 喬涼(法2=前橋育英)

▲力強いバッティングでチームに勢いをもたらす森下

開幕カードで東洋大に勝ち点を譲ってしまった中大。今カードの相手は昨季2位の駒大だ。2回に森下翔太(商1)の適時打で先制し、6-3とリードしていたものの8回で追加点を許し6-6の同点に。しかしその裏に貴重な1点を挙げると、そのまま逃げ切り勝利。今季初の白星を飾った。

▲最後、三者凡退に抑えた畠中

4回まで無失点の好投を続けていた先発の皆川喬涼(法2)。しかし2点リードで迎えた5回、一死一、二塁とされると、林(駒大)に適時打を浴び2失点で同点に。その後味方から3点の援護を受けるが、6回にスクイズで追加点を許したところで畠中優大(経3)に交代した。8回までリードを守った畠中だが、一死二塁の場面で山ノ井(駒大)に本塁打を浴び6-6の同点に。「満足なピッチングはできなかった」と悔しさをにじませた畠中。しかし失点の後は後続を断ち、最後の9回は三者凡退で締めくくった。▲復帰早々本塁打を放った五十幡

打線は快調だった。2回に牧秀悟(商3)と森下の連続安打で先制。5回、一点リードの場面で迎えた一死二塁のチャンス。打席に立ったのは、けがから復帰し今季初出場となる五十幡亮汰(法3)。インコースの直球を振り抜き右越本塁打を放った。「久しぶりの実践で緊張した。ホームラン以外はいまいちだったが、一本出たことは次に繋がると思う」(五十幡)。8回表に同点に追いつかれ状況は振り出しに戻ったが、裏に古賀が放った中前適時打が決勝点となり、今季初の白星を挙げた。▲決勝点となる中前適時打を放った古賀

初戦で勝てたことは大きいが、勝ち点をとることができなければ優勝には届かない。勝ち点が懸かる次の一戦。緊張感を切らすことなく勢いに乗り、勝ち点を奪いに行く。

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部