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敗戦も強豪筑波大をあと一歩まで追い詰めるー第97回関東大学バスケットボールリーグ戦 対筑波大

2021年10月17日 日体大世田谷キャンパス

2連勝と波に乗る中大。本日の相手は強豪筑波大。昨年、オータムカップで敗れた相手にリベンジを果たし、さらに勢いをつけたいところ。

スターター
#2内尾聡理(商2)、#21渡部琉(商3)、#35清水宏記(総4)、#47吉田崇紘(法3)、#99古河ウェスリー(文4)

序盤は中大ペースで進む。その立役者は#2内尾だ。試合開始早々、スティールから#2内尾の3点シュートが炸裂する。さらにその後も#2内尾のバスケットカウントが続きリードを取る。しかし、この流れを変えたのが筑波大のルーキー小川であった。第1クオーター(Q)途中からの出場だったものの、抜群のボールプッシュで筑波大に得点をもたらす。ついには逆転を許し、5点ビハインドで第2Qへ。

▲チームトップの16得点と奮闘した#2内尾

第2Qでも筑波大の勢いは止まらない。中大は筑波大の激しいプレッシャーからターンオーバーを立て続けに許してしまう。終了間際には相手のブザービーターも決まってしまい、終始筑波大ペースで試合が進んだ。前半終了時点で26ー42と力の差を見せつけられてしまう展開に。

▲相手の激しいプレッシャーが集中した#21渡部

迎えた第3Q、中大は反撃するべく#47吉田、#99古河の高さを生かしたリバウンドからのシュートを決める。しかし、相手も3点シュートで着実に得点を重ねる。

このまま膠着(こうちゃく)した展開で終わると思われたが、最終Qで中大が意地を見せる。いきなり#15町井主将の3点シュートが決まると、#2内尾、#35清水を中心としたドライブが炸裂し点差を縮めていく。一時は5点差まで詰めたものの、最終的にファウルゲームになり、フリースローを確実に沈めた筑波大がリードを保ち、試合終了。55ー66と敗戦したものの、強豪をあと一歩のところまで追い詰めた。

▲チームの反省点を「速攻の対応やリバウンド」と語った#15町井主将

「途中点差が20点近く開いてしまったが、それにあと一歩まで追いつくことができた(#15町井主将)」、「5点差まで粘れたことはよかった(#2内尾)」。試合には敗れたが、選手の誰一人とも下を向いていない。強豪相手に確かな手応えを得た。次戦は先日、筑波大に勝利した専大。次戦も厳しい戦いにはなると思うが、その手応えを勝利という結果に結びつけたい。

◆試合結果◆

●中大55(16-21、10-21、10-13、19-11)66筑波大○

◆お知らせ◆
次戦は10月19日(火)13時から駒沢屋内球技場にて行われます。対戦相手は専修大です。

この試合の写真をインスタグラムで投稿しております!詳細はInstagram(@chuspo_report)をチェック!

(記事:江渕光太、写真:江渕光太、鎌田怜穂)