2023年９月24日 東京都・中央大学グラウンド
開幕戦の勢いのまま勝利したい中大。迎える相手は国学大。中大のキックで試合は開始された。
試合開始序盤である前半４分、武田烈輝（法４）がトライに成功。吉田勇仁（文２）のキックも決まり、７―０とする。その後も中大は果敢に攻める姿勢を見せる。スペースをみつけては抜け出し、チャンスをうかがう。しかしトライにはつながらず、同21分には相手にトライを許し同点となる。
▲トライを決める武田
同30分、敵陣22ｍ付近でペナルティーをもらい、野村幹太（法２）がクイックリスタートを仕掛ける。その後逆サイドに展開し、中村航希（法４）がトライ。キックは不成功となり、12―７とする。さらにその４分後にも山﨑祥希（経３）が相手を突破し、最後は千葉央貴（経２）がトライ。17―７とさらに差を広げていく。ここで前半は終了し、３つのトライで試合を折り返した。
▲トライを決める山﨑
後半４分、またもや山﨑が突破し、今度はそのまま山﨑がトライに成功。キックも決まり24―７となる。その後も失点を許さず、同８分には榎田大志（法２）から千葉にパスをつなぎ、トライ。キックも成功する。同13分、敵陣10ｍ付近のラインアウトから展開し、中央付近で堂薗昴修（法２）が突破すると、サポートしていた須田龍之介（法１）がトライする。キックも成功し、38―７とスコアを伸ばしていく。
▲トライを決める須田
同24分、敵陣22ｍ付近でペナルティーをもらい、ショットを選択した中大は、吉田がキックを決めて41―７と相手を引き離す。中大の勢いは最後まで止まらない。同29分には久保田泰輝がトライをし、吉田がここもキックを冷静に決める。そして同36分にも鈴木がトライ。その後ペナルティーによりショットのチャンスを得るものの、ここは決めきれず、55―７で試合は終了した。
順調な滑り出しで２連勝した中大。１部昇格へ向け、戦いはまだ始まったばかりだ。次に戦うのは国士大。攻撃も守備もレベルアップした中大ラグビー部に注目だ。
（写真、記事：佐々木絢子）
