2022年10月2日 筑波大学
前日にリーグ初戦で勝利した東海大に敗戦し、迎えた相手は1回戦で勝利した筑波大。この試合に勝利してシーズン後半戦の流れを作りたいところだ。
スターター
#0樋口蒼生(文3)、#21渡部琉(商4)、#28濱野裕稀(総4)、#42山﨑紀人 (商1)、#47 吉田崇紘(法4)
第1クオーター(Q)は開始直後から、#42山﨑が「入りの弱さをつかれてしまった」と話すように筑波大の激しいディフェンスに苦しむ。筑波大は#2木林の活躍が一際光り、一時は5-21と大幅なリードを許す。それでも最後は#21渡部が3点シュートを沈め10-21で第2Qへ。
第2Qも中大はフリースローや連携のミスが目立つ一方、筑波大は着実に点差を広げていく。たまらず、中大はタイムアウトを要求。終盤、#60蒔苗勇人(商3)の2本の3点シュートで食らいつき、22-37で後半へ望みを託す。
▲この日4本の3点シュートを決めた#60蒔苗
迎えた第3Q、序盤は中大ペースで試合を進める。#47吉田の2点シュートや#21渡部の確実なフリースローで得点を重ね、勢いに乗ろうと試みる。それを阻んだのはやはり筑波大の#2木林。計10点を連続で決め中大を突き放しにかかる。それでも中大は#42山﨑の体を張ったリバウンドや「盛り上げないと勢いがなくなってしまうと思った」と雄叫びを上げるバスケットカウントで流れを呼び戻そうとした。しかし筑波大の個々の技術が勝り14点ビハインドで第4Qへ。
▲1年生ながら長いプレータイムで攻守で活躍した#42山﨑
最終第4Q、なんとしても追いつきたい中大は#2内尾聡理(商3)、#60蒔苗、#21渡部の3点シュートなどで一時は7点差まで得点差を縮める。そのまま逆転を狙ったが、筑波大の反撃に遭った。後半は完全に相手のペースとなり56-73で試合は終了。連敗を喫した。
▲「チームを引っ張る立場として自覚が甘かった」と試合後に話した#21渡部
両チーム最多の12のリバウンドを記録した#42山崎は「ミスを恐れずプレーできた」と自身のプレーを振り返る。チームとしては「どこにでも勝てるけれど、どこにでも負けしまう」と課題を分析。次戦は同日に現在リーグ1位の専大を破った明大。中大は前カードで明大の棄権により勝利しているため、今シーズン初めての対戦となる。「戦術より気持ちで自分たちがチームでどう戦うかを示したい」(#21渡部)と意気込んだ。
優勝を目指す中大にとって今試合の敗戦は大きい。これからの中大の底力に期待がかかる。
◆試合結果◆
●中大56(10―21、12―16、21―20、13ー16)73筑波大○
◆お知らせ◆
次戦は10月8日(土)に日本体育大学世田谷キャンパスにて行われます。対戦相手は明大です。
(記事:二村沙羅、写真:江渕光太)