2022年10月30日 武蔵野の森スポーツプラザ
3連戦の最終日で迎えた相手は1回戦で惜しくも敗れた日大。前回は強力な留学生に苦しんだが今回は克服し、勝利を収めることはできるのか。
スターター
#2内尾聡理(商3)、#21渡部琉(商4)、#28濱野裕稀(総4)、#42山崎紀人 (商1)、#47 吉田崇紘(法4)
第1クオーター(Q)は試合開始直後から早速、日大の留学生#12コンゴローが体格を活かし得点を重ねる。中大は#21渡部の得点から始まり、#0樋口蒼生(文3)の相手のディフェンスをかき回すプレーで対抗。それでも相手の勢いが一歩上回り、14-19で第2Qへ。
▲フローターシュートをする#0樋口
第2Qで活躍を見せたのは#1久岡賢太郎(商1)。「スピードで相手を翻弄しようと思った」とゴール下に果敢にドライブで切り込んだ。しかし中盤からは相手の強度の高いディフェンスに苦しみ得点を重ねることができない。粘りを見せるも24-40と大きくリードされ前半を終える。
▲「試合に慣れてきて思い切って打てるようになってきた」と話した#1久岡
第3Qは一進一退の攻防が続く。中大は#1久岡と同じ1年生の#42山崎が魅せた。このQだけでそれぞれ2本の3点シュートと2点シュートを沈めた。山﨑のこの日のシュート成功率は驚異の100%。それでも日大も確実にシュートを決め、点差を縮められないまま45-64で第4Qへ。
▲チームに欠かせない存在となっている#42山﨑
最終第4Qは序盤から中大ペースで進む。連続で9得点を重ね、さらに「躊躇せずに思い切り打った」と#28濱野の2本の3点シュートが決まった。一時は23点差が開いたものの、この時点で8点差と猛追。そのまま逆転を試みるもまたしても日大の#12コンゴローが立ちはだかった。中大も最後まで執念のプレーを見せたが70-85で敗戦を喫した。
▲要所での活躍が光った#28濱野
「#1久岡や#42山崎の活躍が大きかった」と4年生の#28濱野は1年生の2人を評価。しかし#12コンゴロー(日大)に31得点を許すなど、留学生を守りきれなかった点では反省を口にした。残すリーグ戦はわずか2戦。12月のインカレに向けても負けられない戦いとなる。
リーグ戦を二連勝で終え、7位以上で手にすることができるインカレのシード件を獲得することができるのか。
◆試合結果◆
●中大70(14―19、10―21、21―24、25ー21)85日大○
◆お知らせ◆
次戦は11月5日(土)に駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場にて14時00分から行われます。対戦相手は神奈川大です。
(記事:二村沙羅、写真:村上健太、二村沙羅)