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3年ぶりの2部降格、、、逆転負けで残留への望み届かずー関東大学サッカーリーグ戦 1部 後期第9節 対法大

12月6日 AGFフィールド

スタメン

GK 21 坪井湧也(商3)

DF  3深澤大輝(経4)、27牛澤健(経1)、12塩崎悠司(経3)、15岡井駿典(法2)

MF  19村上達哉(文4)→後半30分、20三木結斗(経3)、7髙岸憲伸(文3)→後半16分、36坂本康汰(経1)、26田邊光平(法1)

FW  35栗山且椰(商1)→後半14分、17鎌田蓮(法3)、8本間椋(経4)→後半9分、23平尾拳士朗(経2)、25山崎希一(経1)→後半20分、22鈴木翔太(文2)

 

試合結果

中大3-4法政大

得点者:高岸憲伸(前半6分)、本間椋(前半33分)、坂本康汰(後半48分)

 

負けた時点で2部降格が決定するという、まさに崖っぷちで迎えた法大戦はさい先の良いスタートを切った。

両チームともにロングボールを前線に放り込み、互いに相手の出方をうかがう立ち上がりとなった。試合が動いたのは前半6分、右サイドでボールを受けた田邉が弾道の低いクロスをあげると、ニアサイドに走り込んだ栗山が体勢を崩しながらもシュートを放つ。DFにはじかれるも、こぼれ球を髙岸が押し込んで先制に成功する。

先制後は法大ペースで試合が進むも、迎えた同33分。敵陣高い位置でのパスミスに反応した本間がインターセプトに成功。前に出ていたGKの頭上を越す鮮やかなロングシュートを放ち、追加点を挙げる。その後は再三ピンチが訪れるが、粘り強い守備でゴールを割らせず、2点リードで前半を終了する。

▲監督もセンスは抜群と期待を寄せる1年 田邊(名古屋U-18出身)

2点のリードを守り抜きたい後半であったが、開始早々に1点を返されると試合の流れは完全に法大に。佐藤監督は10分間の間に4人の選手を入れ替えるも、状況を打開できず。迎えた後半22分にCKから同点弾を浴びると、その直後の同24分には右サイドからの鋭いアーリークロスをヘディングで叩き込まれ、2-3と逆転を許してしまう。

残留に向けてどうしても得点が必要な中大であったが、法大の堅い守備に阻まれ敵陣に侵入が困難な展開となる。同42分にはビルドアップのミスから痛恨の4点目を献上。終了間際に1点を返すが、3ー4で敗北。今季終了まで3節を残し、3年ぶりの2部リーグへの降格が確定した。

▲終了間際の決定機も同点ならず

試合後、佐藤監督は「けが人が多く、両サイドバック、大久保智明(浦和レッズ内定)、松本大輔(サガン鳥栖内定)も起用できない状況で、1年生をどう慣らしていくかがメインだった。体力、フィジカルの面を突かれるのはやむを得ない部分で、そこからなにかを得てくれればと思う。」と今シーズンを振り返った。

今季はけが人が相次ぎ、2部降格となったものの、田邊光平(法1)、牛澤健(経1)、山崎希一(経1)の3人をはじめとする1年生の積極的な起用が見られ、大きな収穫があったシーズンとなった。彼らが1部の舞台で再び輝くためにも、来年の1部昇格は必至だ。

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部