2022年9月24日 茨城県・鹿島アントラーズクラブハウスグラウンド
サッカー日本代表戦開催に伴うJ1リーグ中断期間に行われた、鹿島アントラーズとの練習試合(45分×3)。雨が降ったり晴れ間が見えたりと不安定な天候の中、多くの見学者が詰めかけた。
Jリーグチームの中でタイトル獲得数最多を誇る鹿島を相手に「思い切ってやるだけ」(山﨑希一(経3))、「自分の力を100%出したかった」(原圭佑(商1))と強い意気込みを持って臨んだ一戦。結果はプロとの大きな差を痛感させられるスコアとなったが、これからに向けて課題と向き合い、さらに成長していくうえで刺激の多い試合となった。
▼結果
1本目 0-3
2本目 1-4(得点者:山﨑希一)
3本目 0―3
▲得点を決めた山﨑
1本目は牛澤健(経3)や星野創輝(商2)などのリーグ戦出場選手が名を連ねた。対する鹿島も鈴木優磨や三竿健斗といった主力メンバーでスタメンが組まれ、中大は豪華な顔ぶれ相手に挑むこととなった。終始鹿島のペースに飲まれ、なかなか敵陣までボールを運べない。体を張った守備を見せる場面もあったものの、技術の高さを見せつけられた。
▲1本目に出場した岡井駿典(法4)と牛澤(右)
▲鹿島のSBと対峙する荒木遼太(経4)
2本目、3本目は両チームともメンバーを大きく変更し、リーグ戦とは違ったメンバー中心の構成に。1本目よりボールを持てる時間が長くなり、ゴールに迫る回数が増えた。そんな中2本目の中盤、中大に待望の1点が生まれる。中央でパスを受けた勝浦太郎(総政4)が相手に囲まれながらボールを前へ運ぶ。エリア手前まで上がってきた山﨑がこぼれ球を拾い、エリア内に侵入。右足を振り抜くと、この一撃はゴールに吸い込まれ、一矢報いる形となった。
▲2本目に出場した影山兼三(経3)
3本とも失点を重ねてしまったが、山﨑が得点を奪い、計1-10という結果に終わった。試合後には「楽しかった」という声も聞こえ、充実した表情を見せた選手たち。プロチームとの一戦は、残りのリーグ戦に向けて弾みのつく経験となったはずだ。
▲山﨑と中大OBの中村亮太朗(左)
▼試合後コメント
宮沢監督
-試合を振り返って
鹿島アントラーズ相手に勝負に徹して勝ちにいこうと挑みましたが、なかなか自分たちのペースでサッカーができなくて失点を重ねてしまったことは課題として大きく残りました。
-山﨑選手のゴールについて
調子を落とした部分がありましたが、リーグ戦に向けてコンディションが上がってきたということで非常に嬉しく思っています。今日は中でプレーしましたが、違和感なくできたので非常にポジティブなことですし良かったです。
-チーム全体でもっと強めたいこと
決定機を決めることとセットプレーでの守備は改善したいと思います。
-リーグ戦再開について
負けられない戦いが始まりますので、一戦一戦みんなで一丸となって勝利を目指して頑張って、その積み重ねで優勝できるようにしたいと思います。
山﨑選手
-試合を振り返って
プロを相手にできるチャンスはあったので、思い切ってやるだけだなと思って試合に挑みました。
-1ゴール決めたが
トップ下でやっていてちょうど真ん中で受けて、(勝浦)太郎くんがワンタッチまでもっていけば、シュートまでいけるかなと。もし無理でもこぼれたところに走り込めば、何か起こるかなと思ったら、ちょうどこぼれてきて、決めることができて良かったです。
-練習試合を通して得たこと、修正点は
僕が出たのは2本目で、サブ組にはなるんですけどJ1の上位に立っているチーム相手に自分が通用するなという自信を得られたかなとは思います。
課題は、プロの選手はやっぱり無駄なミスがないというか簡単なミスをしないところがあって、そこは自分に足りないところだなと思いました。
-リーグ戦再開について
3年生になって優勝しないと1部でやれる可能性が消えるので絶対優勝を目指して、自分が活躍してチームを勝たせられるように頑張りたいです。
-対戦してすごいな、衝撃を受けた選手は
全員本当にそうだったんですけど、中村亮太朗選手(中大の先輩)は技術が高いなと思いました。1回もミスしていなかったと思うので、マッチアップしたというのもあるんですけど、すごいなと思いました。
原選手
-試合を振り返って
J1のチームとやれるということがなかなかない中で自分の力を100%出したかったですが、やはり力の差を感じてしまって、まだまだ自分に足りないことばかりだなと率直に感じました。
-これから強くしていきたい部分は
自分のストロングポイントであるビルドアップはプロでも通用すると思っていますが、守備力、DFに必要な能力はもっと高めていかないといけないなと思っていて、そこが改善点だと思います。
-今日の試合をどのように活かしていきたいか
自分の課題を克服していかないといけないと思ったので、今日の試合をきっかけに意識を変えてやっていこうと思います。
-リーグ戦再開について
中大サッカー部は絶対1部の上位争いをしないといけないチームだと思うので、そのためにも来週からの試合は絶対勝っていかないといけないです。練習からみんなで高め合って勝てるように準備していきたいと思います。
(記事:琴寄永里加、写真:奥村杏)