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雨中のアウェイゲーム、インカレへ向け見えた課題ー関東大学サッカーリーグ戦1部 第20節 関東学大戦

2024年11月2日 関東学院大学金沢八景キャンパスグラウンド

 

スタメン

GK

岩瀬 陽(経3)

DF

常藤 奏(経2)

原 圭佑(商3)

鈴木 登偉(商4)

大野 篤生(経4)

MF

小川 嵩翔(商4)

家坂 葉光(文4)

大窟 陽平(文4)→杉山 耀建(国経3)

佐藤 陽輝(商2)→湯谷 杏吏(経4)

FW

加納 大(商4)→北浜 琉星(経2)

田中 幹大(商3)→古川 大洋(経1)

 

▼試合結果

中大1―1関東学大

得点者: 加納 大(前半16分)

 

前節、首位・明大に敗れ連敗を喫したが他会場の結果によりインカレ出場を決めた中大。「インカレに向けて少しでも上の順位に上がることと、インカレで日本一をとるためにも結果を求めてやっていこう」(宮沢監督)と話し対した相手は1部残留を目指す関東学大。出場停止の持山のポジションに4年生の大窟を据え試合に臨む。

▲先発出場の常藤

試合序盤は前からプレッシャーをかけてくる相手に押し込まれる展開となる。前半6分、相手右サイドでボールを持たれると最後は中央からミドルシュートを放たれるがGK岩瀬がなんとかセーブ。その後も自陣ゴール前でボールを失うなど危ないシーンをつくられる。しかし同15分、今季好調の加納が試合を動かす。ボールを持った家坂が左サイドを駆け上がった大窟にパス。相手DFに競り勝った大窟がゴール前に折り返したボールを最後は加納がゴール左上隅に突き刺し先制点を挙げる。その後はピンチを凌ぎつつ前半を1点リードで折り返す。

▲先発出場が続く鈴木

後半は雨脚が強まる中難しい展開となる。後半開始早々の7分、中央から打開を許すと最後はスルーパスに抜け出した相手にゴール左隅に流し込まれ同点に追いつかれてしまう。その後も主導権を握られ、クロスやセットプレーからピンチを迎えるシーンが目立ち劣勢となる。だが前線の北浜、古川らを投入すると左サイドなどから徐々にチャンスをつくり始める。同47分、鈴木がインターセプトから持ち上がりゴール前でフリーとなった古川にパスを送る。後半最大のチャンスを迎えるが惜しくも古川のヘディングシュートは枠を捉えられず、試合はそのまま1―1の引き分けに終わった。

▲先発出場の大窟

「相手は残留がかかっている中でパワーを持ってくるというのは分かっていた中で、その通りに受け身にならずに自分たちから仕掛けていこう」(岩瀬)と試合に臨んだ中大だが惜しくも勝ちには届かなかった。

 

 

▼試合後コメント

宮沢監督

―今日の試合で難しかった部分

前半はある程度いいゲームにできたのですが、後半に相手が前から圧をかけてきてハイプレスをかけてきたときになかなか前進できなかったのが課題かなと思います。押し込まれる展開の中で危ないシーンを何回かつくられてしまったのでまだまだ甘い部分があるなと思います。

―インカレ出場決定後の心境の変化

インカレに向けて少しでも上の順位に上がることとインカレで日本一をとるためにも結果を求めてやっていこうという感じです。前節の明大相手にいいゲームをできたのでそれをどのように勝ちに結びつけていこうかと話はしてきたのですが、残念ながら引き分けてしまったのでまだまだ足りないなというところです。

―メンバーの入れ替えについて

持山が出場停止で誰を入れようかなと練習からやっていたのですが、大窟がすごくいいプレーで流れをつくってくれて、守備でもスイッチャーとしていい守備を前からしてくれたので非常によかったなと思います。持山とは少し違ったタイプでいい運びをしながら前進できたのでよかったなと思います。

―選手の守備面について

チームのために守備を頑張れるかということがいい攻撃につながっていくので、そこの基準は高くして守備のできない選手は試合に出られないという形ですね。

 

岩瀬選手

―今日の試合を振り返って

相手は残留がかかっている中でパワーを持ってくるというのは分かっていた中で、その通りに受け身にならずに自分たちから仕掛けていこうという考えでゲームに入りました。

 

(記事:山口周起 写真:山口周起)

 

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