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課題が見えた今季初黒星-第99回関東大学サッカーリーグ戦1部 第4節 日体大戦

▼試合結果


2025年4月19日 神奈川県・日本体育大学 横浜・健志台キャンパスグラウンド

JR東日本カップ2025 第99回関東大学サッカーリーグ戦1部 第4節
中央大学 日本体育大学
中大得点者:-

 

▼スターティングメンバー
GK 岩瀬 陽 経4 興國高
DF 常藤 奏 経3 興國高
DF 中光 叶多 商2 サンフレッチェ広島ユース
DF 16 西岡 隼平 経2 興國高
DF 25 松永 琉汰 経4 広島皆実高
MF 武本 射雅 経4 興國高
MF 14 尾川 丈 商2 川崎フロンターレU18
MF 17 長田 叶羽 商1 ガンバ大阪ユース
MF 19 遠山 湧斗 経3  名古屋グランパスU18
FW 10 持山 匡佑 商4 静岡学園高
FW 11 田中 幹大 商4 川崎フロンターレU18
▼選手交代
11 田中 幹大 北浜 琉星(経3) (ハーフタイム)
19 遠山 湧斗 23 新 鉄兵(商3) (後半19分)
武本 射雅 18 杉山 耀建(国経4) (後半25分)
14 尾川 丈 15 藤井 日向(商4) (後半25分)
10 持山 匡佑 24 川合 流央(商3) (後半41分)

 

悔しい今季初黒星


開幕から3試合2勝1分と無敗を維持し好調なスタートを切った中大は、中2日で迎えた今節、今季から1部に昇格した日体大とのアウェー戦に臨んだ。昇格組とはいえ侮れない一戦には今季初先発の田中が入り、新たな攻撃の形に期待がかかる布陣となった。

▲今季初先発の田中

立ち上がりは、両チームGKやDFラインからのロングボールを多用し試合に入った。中大は前線の田中、持山をターゲットにし頭で競らせてこぼれ球を拾い攻撃につなげようと試みる。

前半17分、相手のセットプレーの折り返しからピンチを迎えるも岩瀬のビッグセーブでコーナーキックに逃れる。そのコーナーキックの流れから頭で合わされるが枠には飛ばず。反撃したい中大はボランチに入った長田、尾川を中心に安定感あるビルドアップを見せ相手ゴールに迫るも決定機を作れない。

前半22分、右サイドで常藤からのパスをもらった尾川が相手DFを一枚はがし深い位置からマイナスにいた田中にクロスをあげるも惜しくもポスト。日体大はロングボール、中大は短いパス回しとお互い持ち味を発揮しながら主導権を譲らないまま試合は均衡した展開に。両チームともゴールネットを揺らすことなく前半は0-0で折り返すことになった。

▲右サイドで豊富な運動量を見せた常藤

後半、中大にはビルドアップミスが目立ち、点数までつながらない展開が続いた。そんな中、同21分試合が動く。相手のCKからのこぼれ球を押し込まれ、中大は相手に得点を許した。中大は杉山、藤井の投入で流れを変えようとするもチャンスをものにできない。そして同30分、サイドからクロスをあげられ、一度はヘディングによってクリアするも、クリアしたボールをそのままゴール前にパスされ、押し込まれる形で2点目を決められた。点差を縮めたい中大だが、なかなかチャンスを作ることができずに0―2のまま試合を終えた。

今リーグ、初黒星となった中大。試合後、宮沢監督は「残念」と後半の試合運びについて反省点をあげた。

 

▼試合後コメント


宮沢監督

-本日の試合を振り返って

とても残念な結果になってしまったなということですね。今までは前半はよくなかったんですけど、今日後半が良くなくて。失点もセットプレーのズレからというところで。残念でしたね。

―前回の試合から中2日という短い時間だったが、どのような準備をして今日の試合に臨んだか

やれることはポジション調整だったと思うので。メンバーも何人か変えてやったんですけど、前半は悪くなかった。そこで点取れればよかったなと思いますね。

―セットプレーでの失点が多いと感じる。この 2 週間どのようなところを改善していきたいか

その通りですね。セットプレー練習したいと思います。

―リーグ戦で継続的に使用されている長田選手はどのようなことを評価しているのか

攻守において素晴らしい動きをしてくれているので、もっともっと成長してほしいなと思います。まだまだ課題が多いのでしっかり成長してほしいなというふうに思います。

 

(記事:大澤晶、野田将吾 写真:大澤晶)

 

※記事掲載遅れましたことお詫び申し上げます。