▼試合結果
2025年5月17日 東京都・明治大学八幡山グラウンド
JR東日本カップ2025 第99回関東大学サッカーリーグ戦1部 第8節 | |||
中央大学 | 0 | 1 | 明治大学 |
中大得点者:- |
▼スターティングメンバー | ||||
GK | 1 | 岩瀬 陽 | 経4 | 興國高 |
DF | 3 | 常藤 奏 | 経3 | 興國高 |
DF | 4 | 中光 叶多 | 商2 | サンフレッチェ広島ユース |
DF | 16 | 西岡 隼平 | 経2 | 興國高 |
MF | 8 | 武本 射雅 | 経4 | 興國高 |
MF | 12 | 岡崎 大智 | 経2 | FC東京U18 |
MF | 18 | 杉山 耀建 | 国経4 | 狭山ヶ丘高校 |
MF | 19 | 遠山 湧斗 | 経3 | 名古屋グランパスU18 |
MF | 26 | 牧嶋 波亜斗 | 経3 | 名古屋グランパスU18 |
FW | 10 | 持山 匡佑 | 商4 | 静岡学園高 |
FW | 11 | 田中 幹大 | 商4 | 川崎フロンターレU18 |
▼選手交代 | |||||
19 | 遠山 湧斗 | ▶ | 20 | 西村 湧志(経4) | (後半12分) |
26 | 牧嶋 波亜斗 | ▶ | 5 | 原 圭佑(商4) | (後半20分) |
12 | 岡崎 大智 | ▶ | 22 | 長田 叶羽(商1) | (後半20分) |
11 | 田中 幹大 | ▶ | 7 | 北浜 琉星(経3) | (後半33分) |
18 | 杉山 耀建 | ▶ | 23 | 新 鉄兵(商3) | (後半33分) |
開始早々の失点が響き3連敗
前節・桐蔭横浜大戦の敗戦で連敗を喫し、悪い流れを断ち切りたい中大。優勝を目指すにあたって、なんとしても白星をあげたい今節の対戦相手は、昨季リーグ王者・明大。難しい試合が予想される中、試合開始のホイッスルが会場に鳴り響いた。
前半7分、早速中大にピンチが訪れる。遠山のトリッピングで明大に与えてしまったペナルティエリア付近でのフリーキックから、ゴール前で浮いたボールを押し込む形でシュートを決められ、開始早々失点を許してしまう。
▲ゴールマウスを守った岩瀬
前半のうちに同点に持ち込みたい中大だが、なかなかチャンスがシュートまで繋がらずもどかしい展開が続く。加えて、試合開始時に小雨だった雨が徐々に強くなり、思うようにプレーしにくくなってしまう。そんな中迎えた同31分、相手が保持していたボールを岡崎がカットすると、こぼれたボールを持山がドリブルを駆使し、相手選手を抜き運んでいく。そしてロングパスを田中が受け取り、そのままシュート。しかしボールは惜しくも枠を外れる形となった。中大はそのまま0−1で前半を終え、逆転を目指して後半に挑むこととなる。
▲先発出場の遠山
試合は後半に入ると膠着状況が続く。後半開始早々2度のフリーキックを与えるがゴール前での堅い守りで追加点を許さない。後半12分、中大は最初の交代で遠山に代えて西村湧を投入。試合の流れを変えにかかる。さらに後半22分には、岡崎に代わって長田、牧嶋に代わって原がピッチに送り出され、最終ラインと中盤の活性化を図る。後半25分には杉山がタイミングを外したドリブルで相手をかわしクロスを上げるも、ペナルティエリア内の味方には合わず。
▲途中出場の西村湧
後半33分には3度目の選手交代。杉山に代わって新、田中に代わって北浜が出場し、終盤に向けて得点を狙う。試合終盤の後半39分、相手にロングシュートを許す場面もあったが、GK岩瀬が落ち着いてキャッチしゴールを死守。続く40分には常藤が相手をかわしクロスを供給するがフィニッシュにはつながらない。そして迎えたアディショナルタイムの後半45+2分、コーナーキックのチャンスに原がヘディングで合わせるも、ボールはゴールから逸れ得点とはならず。最後までゴールを目指し続けたが決定打を欠いたまま試合終了。チームは粘り強く戦ったものの1点が遠く、リーグ戦3連敗を喫した。
第2節・慶大戦以来、久々の出場となった原は試合後、「今シーズンは前半の入りが悪くて、この試合も前半の入りで失点してしまったんですけど、そこのところは修正しないといけないですし、失点してしまった後にどれだけ逆転できるかというのが大事になってくる」と話した。課題として挙げられた前半の入りについて、実際これまでの今季リーグ戦8試合のうち6試合で前半20分以内に失点を喫しており、改善が求められる。また、直近5試合1得点と苦しむ攻撃陣の奮起が勝利に向けて必要不可欠となる。
次節は好調の首位・国士大戦。アウェイの地で4試合ぶりの勝利をつかみ取り、上位戦線生き残りを狙う。
▼試合後コメント
DF 原 圭佑選手
―久しぶりの出場だった自身の今日のプレーについて
コンディションが悪い中でプレイをして、一回休養をいただいて、完全に治ったわけではないんですけど、チーム状況なども踏まえて今日は絶対勝たないといけない試合でしたし、連敗していたので、自分が途中出場したら試合の流れを変えて逆転できればなと思っていました。
―今日の試合を振り返って
今シーズンは前半の入りが悪くて、この試合も前半の入りで失点してしまったんですけど、そこのところは修正しないといけないですし、失点してしまった後にどれだけ逆転できるかというのが大事になってくると思うので、そこは普段の練習からもっとやらないといけないかなと思います。
―チームの課題について
ピッチから離れていた期間が長く、練習に入れていないので分からない部分があるんですけど、サッカーの話になると、最終ラインが重かったりとかで、ラインを上げて相手に前線から圧力をかけることが必要になってくると思うし、自分たちが受け身になってズルズル下がって、セットプレーの失点が最近多いので、もうちょっとこっちから圧力をかけていけたらなと思います。
―次節・国士大戦への意気込み
3連敗してしまったんですけど、国士舘大と筑波大とできるので、ここで2連勝できればまだまだ優勝を狙えるチャンスがあると思うので、次に絶対勝てるようにチームとして準備していきたいと思います。
(記事:大澤晶、山口周起、木村匡翔 写真:山口周起、木村匡翔)
▼次節情報
5/24(土)14:00 第9節 vs国士舘大学 @国士舘大学楓の杜キャンパスサッカー場