11月15日 味の素フィールド西が丘
▼スタメン
GK 45猪越優惟(商1)
DF 3深澤大輝(経4)、4松本大輔(経4)、12塩崎悠司(経3)、15岡井駿典(法2)
MF 19村上達哉(文4)、7髙岸憲伸(文3)→後半18分、13曾根大和(経3)、26田邉光平(法1)→後半39分、14和田悠汰(経3)
FW 35栗山且椰(商1)→71分、42小島偉央(商3)、8本間椋(経4)→ 59分、23平尾拳士郎(経2) 、25山崎希一(経1)→後半79分、22鈴木翔太(文2)
▼試合結果
●中大0-1筑波大○
前節の専大戦で大勝し、勢いに乗る中大(2勝3分け10敗、勝ち点9、11位)はこの日、筑波大(4勝2分け7敗、勝ち点14、10位)と対戦した。前節からのスタメン変更はなし。上昇気流に乗る陣営で今節も着実に勝利を掴みたい。
▲士気を高める中大イレブン
緊張の前半。「目の前の試合、目の前の相手に勝つことを意識して臨みました」と村上はピッチに立っていた。試合開始のホイッスルが鳴ると、立ち上がりから一進一退の攻防が続く。中大は筑波大に猛攻を仕掛け、決定機を作るもゴールをこじ開けられない。その後も両者拮抗した試合展開が続き、前半は終了。「前半いい形で進められて」と深澤主将の言葉通り、田邉・髙岸を中心に攻撃サッカーが体現されていた。
▲ボールに向かい勢いよく跳ね上がる松本
先制点を奪いたい後半。深澤主将は「後半は絶対引き分けではなくて勝つ」とハーフタイムで話してから後半に向かっていた。
場面が動いたのは、60分。山崎が前線で時間を作り、そのボールを拾った岡井が足を振りぬくも、得点ならず。続けて61分、高岸のコーナーキックに松本が頭で合わせるも、ネットを揺らせない。63分には相手GKからのこぼれ球をルーキー山崎が奪い、高岸が強烈なシュートを放つも、惜しくもゴール横に外れてしまう。
その後勢いを加速させるべく、栗山に代わり小島を、山崎に代わり鈴木をピッチへ投入する。しかし状況は変わらない。均衡が破られたのは92分、自陣にて相手にボールを拾われ、勢いよく放たれたシュートが入り万事休す。筑波大に先制点を奪われ、試合終了となった。中大は最終スコア0ー1で敗北を喫した。
▲試合後、観客席にいる仲間たちから健闘を称えられる選手たち
本試合後、深澤主将は「決められるシーンが2つあった中で、それを2つとも外して、後半最後の最後で失点してしまう本当にもったいない。自分たちで自分の首を絞めてしまう形になってしまいました。けど、そこは全員切り替えて次の明大戦に集中できているので問題ないです」とコメント。
また降格圏脱出に向けて、「ここから明治、早稲田と強豪チームとの闘いになりますが、天皇杯予選で勝ったことを自信にして臨みたいです。ここ数試合チームも上向きになってきているので、もう『負けたけど、内容は良かったね』っていうのは絶対にしたくないです。『勝って内容も良かったねって言われるように、結果にはこだわってやっていきたいと思います」と深澤主将は力強く意気込んだ。
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部