2022年8月28日 東京 中央大学
安定した強さを見せつけた秋リーグ初日から続けて行われた2戦目。前日の試合の疲れを見せることなく、春季リーグ戦では敗北した法大を相手に38-28という大差をつけて勝利した。
中大先攻で始まった法大戦。1度目の攻撃は惜しくもゴールを外し、一度相手にボールが渡るも、すぐさまボールを取り返し、中大の流れを取り戻す。そして、伊禮雅太(法3)の指示のもとにチームは動き始め、連携されたパス回しが加速。青雅俊(文4)が先制点を決めた。
相手ゴールに立ち向かう青
前半序盤は一進一退の攻防戦が続くも、前季に続いて青、泉本心(法2)が中心として活躍し、順調に法大との点差を開いていった。途中ペナルティによって3度の7㍍スローを許すものの、野上遼真(総3)と与座晃盛(文1)の防御によって中大の流れを大きく崩すことなく優勢に試合を展開し、19―10で前半が終了した。
▲点を決めようとする泉本
後半も勢いそのままに、中大が試合をリードする。後半終盤には髙橋侑吾(文2)、伊禮颯太(法1)を始めとする下級生選手が活躍。「チーム全員で自分たちのプレーができた」(伊禮雅)。まさに全員ハンドを体現する試合となった。その後も、試合の流れが滞ることなく、38-28と大差をつけて今季2勝目を挙げた。
▲今試合積極的な攻撃を見せた髙橋
春季リーグ戦で敗北した法大相手に今季は10点差をつけて勝利し、この夏大きな成長を見せた中大ハンド部。まだ秋季リーグ戦は始まったばかり。秋季リーグ戦三連覇を達成するためには、一試合の気の緩みも許されない。次戦の相手は春季リーグ戦で敗北した早大。大学日本一を目指すこれからの長い旅路で、中大ハンドボール部はどれだけの成長を見せつけてくれるのか目が離せない。
◆試合結果◆
〇中大38(19-10、19ー18)28 法大●
◆お知らせ◆
次戦は9月3日(土)に国士舘大学多摩で行われる対早大戦です。
(記事:松岡愛莉、写真:松岡愛莉、丸尾彩華)
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