2022年9月25日 国士大学多摩
秋季リーグ8戦目。先週、春季リーグ1位の筑波大に勝利した中大は国士大と対戦。前後半ともに安定した攻撃と守備でプレイし中大らしい雰囲気で試合を進め、実方智監督も「この秋リーグの中で一番いい試合だった」と語るほど流れの良いを展開を見せ、29-20で勝利した。
▲試合前の選手たち
先攻は国士大。中大の守備が光り、相手の先制を阻止。その後の前半3分、素早いパス回しにより泉本心(法2)が勢いよくシュートを決め1点獲得。上山陽平(総3)やエース蔦谷大雅(法4)も続々と点を入れ、リードを広げた。相手に追いつかれることもなく前半を14ー10で終える。
▲今回も得点を量産した泉本心(法2)
迎えた後半。開始30秒で伊禮雅太が(法3)が勢いよくジャンプシュートを決めて先制。これを引き金に青雅俊(文4)や上山もシュートを決め、流れは中大へ。後半8分で20ー12と大差をつける。さらにGK野上遼真(総3)も好セーブを見せ、リードを広げたまま29ー20で試合終了。今季リーグ6勝目を上げた。
▲シュートを放つ久保寺歩夢主将(文4)
秋季リーグも残り1戦。最終戦の相手は現在リーグ戦首位の日体大だ。久保寺主将は「春は後悔が残る終わり方で同点だったのでインカレに基準を合わせるならしっかり勝ちにいきたいと思います」と語った。次戦は日体大相手に優勝を争うことになる。残り1戦をインカレに弾みをつけられるのか。注目が集まる。
◆試合結果◆
〇中大 29(14ー10、15ー10)20 国士大●
◆コメント◆
実方智監督
ー試合を振り返って
多分この秋のリーグで1番いい試合だった。ディフェンスもオフェンスもみんなの集中力も欠かさずできた。中大のいい部分がまとまっていたような、そういう試合だったと思う。
ーなぜそのような雰囲気づくりができたか
やっぱり国士舘とか日体大は強いので、だからそこちゃんと勝とうと。それで、インカレに臨もうっていうような話を彼らとして、そういう意味では彼らも 今日の秋のリーグで一番気合が入ったのかなという感じ。
ー若手が入ることでチームは活気づくイメージ?
特に1年生とか試合に出してもらえればモチベーションも絶対上がるし、 また頑張ろうっていう気持ちになれる。でも、そういう土壌を作ってくれた、これだけ点差離してくれたのはやっぱり3年、4年生のおかげであるので、すごくよかったと思う。
ー日体大戦に向けて
日本体育大学は速攻で点はすごく取る。その対策を1週間やりたい。
(記事:丸尾彩華、写真:松岡愛莉)
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