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3投手による完封リレー!新入生も活躍を見せるー東都大学準硬式野球部春季リーグ戦 対専修大2回戦

2024年4月14日 東京都・スリーボンドベースボールパーク上柚木

連勝で勝ち点を得たい中大。前日の専大戦では先制を許しながらもビッグイニングを作り、16安打の猛攻で快勝した。14日の第二戦は、2回まで両チームともにランナーを出しながらも投手が粘りのピッチングを見せ、試合が進んだ。

中大の先発投手は大山北斗(商3)。「今日は出来すぎていた」と本人は語り、初回から投手有利なカウントでテンポの良い投球を見せ、相手打者を手玉に取った。

▲7回を無失点に抑えた大山

中大打線が動いたのは3回。一死後に岡部匡人(経2)がフルカウントから四球を選ぶと、初スタメンとなった古積充(経1)がレフト方向へ二塁打を打ち先制。古積はチームの無失点勝利を1番としたうえで、「先輩がどういう球を打っていけとか言ってくれて、その球を狙って結果的にヒットになってよかった」と語り、上級生の声掛けに助けられたようであった。先制点について小泉監督は「序盤の立ち上がりを攻めることができたらなと思っていて、(先取点を)取ることができたのが1番大きかったかなと思います」と語り、幸先の良い試合展開となった。4回には、2つの四球と高垣昂平(商4)の安打で満塁のチャンスを作ると、岩井大和(経3)が積極的なバッティングでレフト方向に運び、追加点となる2点タイムリーを放った。岩井は打席に入る際の気持ちとして「なるべくいいことを想像して、自分が打ったあとにベンチの喜んでいる姿とかを(想像して)、自分がヒーローになった気持ちで打席に立っています」と語り、その言葉通りに仕事をやってのけた。7回には守備のミスからチャンスを作ると、4番の山口剛大(文2)がライト方向へ二試合連続となるタイムリーヒットを放ち、続く5番の大森燦(商1)がセンターへ運び、試合を決定づける追加点を加えた。

▲2戦連続でタイムリーを打った山口

中盤以降も大山はテンポよく投げ、7回を投げてわずか63球。大山の後を受け、8回からは初登板となった齋藤舜介(商1)がマウンドへ。先頭打者に安打を許したが、味方からの声掛けにリラックスする様子を見せると、続く三人の打者を抑えた。9回のマウンドには萬谷大輝(商2)が上がり、小泉監督が「自分に与えられた1回でもやってくれたピッチャーには、抑えてくれたので評価したい」と評価した安定感のあるピッチングを披露。萬谷が三者凡退に抑え、5対0で三投手による完封リレーを見せ、勝ち点を得た。

 

◆試合結果◆

●専修大0―5中大○

専大 000 000 000 =0

中大 001 200 20× =5

 

(記事:遠藤潤、写真:井口縁、髙橋若夏、大日方惠和)