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猛打炸裂! 計15安打の毎回得点でコールド勝ち!ー東都大学準硬式野球秋季リーグ戦 対専大1回戦

9月10日 上柚木球場

春季リーグ戦で唯一勝ち点を奪えなかった専大との対決。リベンジに燃える中大は初回に2点を先制すると、その後も毎回得点の猛攻を見せて15-0と6回コールド勝ちを収めた。


▲先制点を挙げた友田真志(商2)

中大打線が爆発した。1回裏に2死一、二塁の好機をつくると、打席には5番・友田。「初球から強く振ろうと思った」(友田)と甘く入った初球を逃さず振り抜いた。これが左適時二塁打となり中大が2点を先制する。2回裏も振り逃げで先頭打者が出塁すると、そこから安打と犠打で1死二、三塁と再び得点のチャンス。ここで1番・幸喜健太朗(商1)が放った打球はセンター前にしぶとく運ぶ2点適時打となり、4-0と差を広げた。3回裏にも1死満塁から9番・千葉隆誠(文2)が左中間を破る2点適時二塁打、続く幸喜も犠牲フライで1点を追加し、3回までに7-0と専大を突き放し、中大が試合の主導権を握った。


▲塁上で喜びを表す千葉

中盤に入っても中大は攻撃の手を緩めない。4回裏は「前の試合までヒットがあまり打てなかったので、なんとか一本を出したかった」という林部庄吾(商2)が右越え適時三塁打を放つと、中継が乱れる間に林部もホームに帰り2点を加える。そして5回裏には再び幸喜が犠牲フライを放ち、点差を10-0とした。6回裏も林部の右越え本塁打で3点を追加すると、さらに打線はつながりを見せ1死満塁としたところで小宮山優生(文4)が2点適時打を決め、この回5得点目となりコールドが成立。見事、専大を相手に大勝した。


▲安打はいずれも長打となった林部

今回の試合では投手もコールド勝ちの一翼を担った。先発した近野佑樹(法1)は「勝ちにつなげるピッチングをしよう」という気持ちで試合に臨んだ。初回からテンポ良く投げ進めると、要所では相手を併殺打に打ち取り、6回を投げて被安打3に抑える快投を見せた。また、「ピンチの場面で助けられた」と話すようにバックも好守備で近野の投球を支えた。


▲6回を無失点に抑えた近野

試合前には「合宿の成果を出しなさい」と話したという池田監督。合宿で鍛えた打撃面や「暑さへの対応」(友田)が発揮された試合となった。また今回は投手を含めてスタメンに名を連ねた8人の下級生の活躍も光った。この勢いで専大から連勝して勝ち点を奪い、春の屈辱を晴らしたい。

◆試合結果◆

チーム 123 456 =計

専 大 000 000 =0

中 大 223 215 =15

(6回コールド)

 

◆お知らせ◆

次戦は9月11日、上柚木球場にて対専大2回戦が行われます。試合は12時45分開始予定です。

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部