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早大に敗れ、今大会を4位で終えるー第62回関東地区大学準硬式野球選手権大会 対早大

3月25日 サーティーフォー保土ヶ谷球場

準決勝で國學大に敗れて3位決定戦に回った中大。1回表に佐藤龍之介(商2)の二塁打で先制に成功する。しかし、3回裏に2点を取られ逆転されると、6・7回にも得点を2点ずつ加えられて1-6と苦しい展開に。その後中大は8・9回に得点を加えるも反撃及ばず。4-6で敗れた。


▲先制打を放った佐藤

準決勝から大きくメンバーを変えて試合に臨んだ中大は1回表、河野翔吾(商4)が左前安打で出塁すると、佐藤の左中間適時二塁打で1点を先制する。中大の先発は「1回、1回をちゃんと投げようと意識していた」という服部康太郎(経4)。先頭打者を左翼線二塁打で出塁させたが、後続を抑えて無失点で切り抜けた。2回は両チームともに無得点で迎えた3回裏。1死二塁の場面から服部が中前安打を浴びて同点に追い付かれると、続く二番・須能に右中間二塁打を打たれて逆転を許した。さらに四球で再び走者を出したところで投手交代。マウンドには長濱成悟(商4)が上がった。「服部がいいピッチングをしていたのでそれに続けるように」と長濱。早大を三振、遊ゴロで抑え、ピンチを切り抜けた。


▲先発した服部

長濱が踏ん張る間に得点しておきたい中大だが、走者こそ塁に出すものの得点することができない。そのまま回は進んでいき6回裏。長濱が1死から連打を浴びると、池田監督は「ピンチの場面だったら投げさせるつもりだった」と林部庄吾(商3)をマウンドへ。しかし「チームに勢いを与えることができなかった」と林部。中前適時打で追加点を許すと、スクイズも決められてリードを広げられる。中大は7回にも2点を奪われ、1-6とさらに点差が広がった。


▲2番手で登板した長濱

このままでは終われない中大は、8回に途中出場の幸喜健太朗(商2)が右翼線三塁打を放って2点を追加。9回にも遊ゴロの間に1点を加えるも、反撃及ばず4-6で敗れた。この結果に「応援してもらっている方に申し訳ない」と山口雄大主将(商4)が語れば、「勝利に対する執着心がまったくない」と池田監督も厳しい口調だった。


▲2打数2安打の幸喜

今大会を振り返って、初戦こそ投打ともによく噛み合ったが、国士大、國學大と対戦するにつれて「得点圏にランナーがいるにも関わらず、1点が入らなかった」と山口主将。3月28日からは春季リーグ戦が始まる。その中でも山口主将は「今回の改善点を修正していきたい」と決意を述べた。目標となる日本一を達成させるためにも、今回の負けを活かして目の前にある1試合1試合に全力で挑んでいく。

◆試合結果◆

チーム  123 456 789=計

中 大  100 000 021=4

早 大  002 002 20×=6

 

◆お知らせ◆

3月28日、ダイワハウススタジアム八王子にて行われる予定だった対専大戦は延期となりました。

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部