• Twitter
  • facebook
  • instagram

ハマスタで選手躍動! 初戦をコールド勝ちで突破!ー関東地区大学・社会人準硬式野球王座決定戦 対共栄大

11月8日 横浜スタジアム

 

秋季リーグ優勝の歓喜から12日、中大は負けたら終わりの関東地区大学・社会人準硬式野球王座決定戦を迎えた。初戦の会場はプロ野球横浜DeNAベイスターズの本拠地である横浜スタジアム。普段とは違った雰囲気のなかでの試合で、「緊張した」と語る選手もいたものの、攻撃陣は18安打19得点の猛攻、投手陣は共栄打線を7回無失点に封じ込め19-0と7回コールド勝ち。上々のスタートを切った。

 

▲今大会が最後の大会となる先発大澤魁生(商4)

 

中大は初回、相手のエラーなどで二死二塁のチャンスを作ると4番伴野匠(経2)の右前適時打で先制に成功。その後も中大らしくエンドランなどでチャンスを広げ、7番友田真志(商3)、8番高橋孝成(商2)の連続適時打で初回に4得点をあげる。中大の先発は大澤。3番打者に右越二塁打を許すも続く4番打者の一二塁間への打球をセカンド羽渕達哉(商2)がスライディングキャッチ。初回から攻守にわたり良いプレーが飛び出す。

 

▲秋季リーグ首位打者を獲得し、絶好調の佐藤龍之介(商2)

 

2回に入ってからも中大の勢いは止まらない。四球と相手のエラーでチャンスを作ると3番佐藤の左前適時打、その後も7番友田のこの日2本目となる適時打などでこの回5点を追加し、さらに3回にも2点を加える。一方で先発の大澤は2回、3回と危なげなく相手打線を抑え、3回終えて11-0と序盤で大きくリードをとる。

 

▲この試合がシーズン初登板となった長濱成悟(商4)

 

4回には先日のアルシスコーポレーションカレッジベースボールカップで久々の復帰を果たした幸喜健太朗(商2)の二盗、三盗など足を絡めた攻撃で二死走者無しから一挙4得点をあげる。その裏のマウンドにあがったのは今シーズン初登板の長濱。味方のエラーも絡みピンチを招くも「負けずに投げようと思っていた」と語るように力のあるストレートを中心に粘りの投球で1回を無失点で切り抜ける。その後も打線は攻撃の手を緩めることなく得点を重ね、一方で投手陣も5回林部庄吾(商3)、6回石井竜弥(商1)、7回近野佑樹(法2)と被安打0のリレーを見せ試合終了。終始流れを相手に渡さなかった中大が規定により7回コールドの19-0で快勝した。

 

▲会場が変わってもいつもと変わらず仲間を鼓舞する中大ベンチ

 

この試合で目立っていたのは選手たちの集中力の高さである。どんなに得点差があろうと、攻撃の手を一切緩めず、またグラウンドでも終始ベンチからのグラウンドの選手を鼓舞する声が響いた。次なる相手は六大学二位の慶大。そこでも今日のように集中力を高く持ち、隙のない野球を見せれば必ず勝利は見えてくるはずだ。

 

◆試合結果◆

チーム  123 456 7 =計

中 大  452 430 1 =19

共栄大  000 000 0 =0

(規定により7回コールド。)

 

◆お知らせ◆

関東地区大学・社会人準硬式野球王座決定戦の次戦は11月14日、上柚木公園野球場にて行われる対慶大戦です。試合は9時30分開始予定です。

また、アルシスコーポレーションカレッジベースボールカップにも出場中です。中大は11月18日に上柚木公園野球場で国士大と予選リーグ第2戦を戦います。試合は13時15分開始予定です。

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部