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日本一奪還を目指すも、まさかの2回戦敗退ー第71回全日本学生剣道優勝大会

2023年11月5日 Asueアリーナ大阪

昨年は3位入賞の中大。王座奪還を目指し挑んだ今大会だったが、まさかの2回戦敗退となった。

1回戦の長崎大戦。先鋒の林尚輝(経1)の面が決まり、流れを掴む。着実に勝ちを積み重ね、危なげなく初戦を突破した。

▲1年生ながらメンバー入りを果たし中大に勢いをもたらした林

1回戦からメンバー2人を入れ替え臨んだ2回戦。先鋒、次鋒、五将が引き分けるなど互いに譲らず拮抗した戦いが続く。迎えた中堅戦。藤田航洋(法4)が試合中盤に一瞬の隙をとらえられ、面での一本勝ちを許し、試合が動く。しかし次の三将戦では、小野洋介(商4)が面での一本勝ちで勝負を振り出しに戻す。副将池田龍ノ介(法4)は序盤に突きを決められるも試合終盤に面を決め、引き分け。大将戦も引き分けとなり、勝負は代表戦へもつれこむ。中大は主将の池田に勝負を託す。

▲チームに貴重な一本をもたらした小野

七月の全日本個人のベスト8という結果に、「日本一になれず悔しい」と語った池田。ラストイヤーにかける思いは強く、この大会への意気込みも「絶対日本一」と語っていた。しかし勝負を決めたのは、相手選手竹本の初太刀、面だった。まさかの中大は2回戦で姿を消すこととなった。

▲代表戦前、作戦会議をする中大剣道部

試合後、池田は「楽しすぎて早く感じた。あと4年間大学生活を送りたい」と今シーズンと大学4年間を振り返った。

 

試合結果

1回戦

〇中大6-0長崎大●

林メー東

小川夢ドー中島

山野メメー川添

川口メコーコ田島

池田ドコー長濱

小畔×山領

2回戦

●中大1-1立命館大〇(代表戦)

小川夢×富田

山野×政岡

福岡×山中

藤田ーメ田中

小野メー江戸

池田メ×ツ徳永

小畔×竹本

代表戦

池田ーメ竹本

(記事:佐藤裕介 写真:髙梨晃世 )

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