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終盤は耐える時間も、体を張ったディフェンスで粘り切りリーグ戦4連勝!─関東大学ラグビーリーグ戦2部 対拓大戦

2024年11月10日 東京都・拓殖大学ラグビー場

中大のキックで試合が開始した。先手を打ったのは中大。前半11分、敵陣10㍍付近でターンオーバーしアタックを続ける。水野拓(文2)がボールを持ちそのまま相手をかわしトライ。

▲笑顔でトライを決める水野

 前半21分、敵陣でモールで押し、ボールを外に持ち出しアタックを試みる。パスが吉田晃己(法1)にわたるとそのまま相手のタックルをかわしトライ。キックも自らが決め14-7となる。

前半30分敵陣22㍍付近でペナルティを得る。ペナルティキックを吉田が成功させる。その後、拓大にトライを許し17-12で前半が終了した。

▲吉田は今試合でキック3本を含む14得点の活躍を見せた

 後半開始直後は中大のペースで試合が展開していく。後半8分、ラインアウトからアタックを継続し最後は迫中一斗(文2)がトライを決め、キックも成功した。さらに同11分には、中盤から抜け出した光安喬平(法4)からボールを受けた須田龍之介(法2)が持ち込みトライ。吉田のキックも成功し、19点差と突き放す。

▲抜け出した光安

 しかしその後、後半15分、22分と立て続けにトライを決められ7点差に詰め寄られる。さらに終盤は自陣に攻め込まれる展開が続き、耐える時間に。それでも粘り強くディフェンスを続け、最後はジャッカルでペナルティを獲得、外に蹴りだし、31-24で試合終了となった。

▲体を張って相手を止める選手たち

 上位5チームが勝ち点4差にひしめく混戦となっている2部リーグ。専大と同率1位に立つ中大は、入替戦出場をかけてリーグ最終戦に臨む。

 

◆試合結果◆
〇中大 31(17-12、14-12)24 拓大●

 

コメント

選手名 苅和野俊(文2)、水野拓(文2)

──今日の試合を振り返って

苅和野
今回はペナルティが多くて自分たちから苦しい状況に入って行っていたが、その中でも自分たちがやれることが明確になってみんながひとつの方向に向かって行ったときトライが取れたし、ディフェンスもシャットアウトできたからきつい時にまとまりをもってやることが重要だと思った

水野
試合を通して厳しい展開が多い中相手にコンタクトで負けないとか、気持ちの面で前に行けたのでいい試合だったと思う

 

──試合の後半ずっと攻められている状況が続いていたがどのようなことをチームで共有していたか

苅和野
相手の強い外国人選手には3人でもタックルに行くとか徹底したことが良かった

水野
無理にアタックでチャレンジしないで自分たちがやれることを精一杯やることを最後までできた

 

──最終戦に向けて意気込み

苅和野
この1週間で修正できるとこを修正して、最後は気持ちだと思うのでチームひとつになって1部昇格を目指したい

水野
ボーナスポイントを取れば1位通過できるということなので今回出た課題を修正して頑張って最後までやりきりたい

 

◆お知らせ◆
次戦は11月24日(日)に中央大学ラグビー場で行われる対白鷗大戦です。

(記事・写真:加清容子、井口縁)

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