関東大学ラグビーリーグ戦2部で全勝優勝を果たした中大。まさに騎虎の勢いで駆け抜けた競技人生を、卒業を迎えた4年生たちに振り返ってもらった。
選手名:吉田勇仁

選手名:畔地毅

選手名:三宮圭斗

─4年間で印象に残っている試合とその理由は
吉田
僕は、やっぱり最後の年の入れ替え戦が一番印象に残っているかなと思ってます。4年間かけて絶対に成し遂げたかった入れ替え戦の勝利だったので、ほんとに成し遂げられなくて悔しいっていう気持ちが強いので、それが理由です。
畔地
自分も最後の入れ替え戦で、理由は4年間かけてきて、最後ここで上がれるか上がれないかというところで、途中まで結構優勢にすすめてたところで、ほんとに最後「あ勝てるな」っていうのを思って最後の5分間で逆転されて「世の中ってこういうことあるんだな」っていうのを感じて、それをまだ乗り越えられてるか分からないですけど、これをかみ締めていきながら生きていきたいなっていうのを感じました。
三宮
入れ替え戦で、最後の3分で勝ち切れなかったっていうところが非常に印象に残ってるんで、最後の入れ替え戦が印象に残っている試合です。
─4年間で印象に残っている同期や後輩とのエピソードは
吉田
同期の田積智陽(法4)が、僕の原付を運転して勝手にコケて骨折したのにもかかわらずコーチ陣に嘘をついてその場逃れをしようとした、っていう行為が印象に残ってるエピソードです(笑い)
畔地
エピソードって言われると分からないですけど、主務の榎田(大志・法4)くんと1年生のときからずっと部屋が隣で、ほんとに4年間ずっと一緒にいたなっていう感じがして、なんかちょっとこれから会えなくなるのがさみしいなって感じがします。
三宮
自分は、同期の真田くんと夜ドライブ行ったりしたことが印象に残ってます。
─来年後輩たちに期待すること
吉田
やっぱり2部リーグで勝つのも結構大変だと思うんですけど、しっかりと一致団結し1つの方向性に向かってやっていけば絶対大丈夫だと思うんで、本当に頑張ってもらいたいなっていう思いです。
畔地
やっぱり、2部で優勝して1部に復帰してほしいなっていう。最後自分たちも「勝ったな」っていうところで逆転されて、最後まで慢心しないで、私生活の細かいところから一つずつやっていけば、最後今詰めの甘さっていうのがあると思うので、そこはなくなっていくのかなっていうところで、そういうのをやれば絶対上がれるなって思うので、そこは頑張ってほしいです。
三宮
自分はやっぱり、チームとしては1部昇格であったりとか勝利に向けてっていうのは非常に言われると思うんですけど、その中でも自分個人としての楽しさとかラグビーに対するその思いっていうのを大事にしてもらいたいなって思ってます。
─Last Season 2025の一言に込めた意味は
吉田
自分は「結」っていう漢字にして、ラグビーが結んでくれた同期であったり仲間とかスタッフの方とか、そういった方々との結びをつくってくれたラグビーに感謝じゃないですけど。本当は縁結びの「縁」にしたかったんですけどとられちゃったんで「結」にしました。
畔地
自分は「欲」って書いたんですけど、今まで産まれて、ほんとに欲に正直に生きてきたなっていう感じはしてて、食べるのも好きだし寝るのも好きだしってことで、食べて寝て今のこの身体になってきたし、最後の試合とかだと、勝ちに貪欲になるとか欲するって意味で、「欲」っていう字にしました。
三宮
自分は「愚直」っていう言葉を選んだんですけど、自分高校時代強豪校じゃなくて弱小校で、なおかつ受験のブランクもちょっとあって、その中でもどうしてもラグビーで結果が振るわなったりとか自分のうまくいかないこともたくさんあったんですけど、その中でもあきらめずに最後まで取り組んだっていうところで、「愚直」っていう言葉にしました。
─期待してる後輩は
吉田
僕は弟(=吉田晃己・法4)がいるんで、弟に一番この入れ替え戦負けちゃった悔しさを糧に、一生懸命あと2年間頑張ってもらいたいなと思ってます。
畔地
自分は矢富くんで。春とかから1年生から試合出てるっていうのはめちゃくちゃいい経験だと思うし、入れ替え戦も1年生からああいう場面を経験してるっていうのは絶対強くなれるっていう要素で、本当にこのまま真面目にやってれいば絶対もっと強くなれると思うんで、そこは期待してます。
三宮
自分は小池くんで。小池くんとは同じ部屋なんですよ2年間。で、いろいろ成長してほしいってところです。
─自分たちの代での入れ替え戦と3年生での入れ替え戦の違いは
吉田
どちらともメンバーには入ってなかったですけど、絶対勝てるって思いながら応援してたんですけど、3年生のときは特に「来年1部に上がるかもしれない」っていうその覚悟を持ちながら応援してたっていう部分で。今年は後輩に託すっていう、1部昇格をして来年から1部にさせてあげるっていう託すっていう思いをもちながら臨んだ入れ替え戦でちょっとまた違う気持ちで臨んでたんで。そうですね、なんて言えばいいかわからないけど、どちらも勝ちたかったなぁっていう感じですかね。
畔地
そうですね、自分は2回とも試合出させてもらったんですけど、去年ももちろん一生懸命やってたんですけど、負けたときに自分たちはまだ来年があるっていう状況だったので、「来年頑張るか」っていう気持ちになれたんですけど、今年は自分たちが最後の代で、まあ3年生と4年生って本当に1学年違うだけですけど、懸ける思いとかが本当に違ってくるので、最後自分も本当に「後輩に1部でやらせてあげたいな」「なにか形として残したいな」っていうのが。そこがちょっと違かったかなと思います。
三宮
自分は試合出てないんですけど、今年のほうがチームとしてのまとまりもあったし、やっぱり先輩後輩っていう分け隔てなく、チームで一体感持って応援してたかなと思います。
─中央大学の4年間ラグビーをやっててよかったことを教えてください
吉田
まずは4年間この同期みんなでラグビーをやり遂げられたってことが一番は自分の財産になるかなと思ってて、やっぱ楽しいことだけじゃなくて、辛いことも悔しいこともいろんな時間を共有した仲間がいるので、そんな仲間と一緒にいれて僕は本当によかったなと思ってます。
畔地
そうですね、自分も本当に同期に会えたことですかね。ほんとに練習もやって寮で四六時中一緒にいるような環境で、たぶんこういうことってあんまり普通の生活してたらないと思うんで、絶対大人になってもこの縁ってすっと続いていくなって思うし、そういうのって本当に頼れる人とか何でも話せる人がいるっていうのは本当になんか人生において大事だと思うんで、そこは本当によかったなと思います。
三宮
そうですね、自分は経験ってところで、技術的にスキル的にすごい優れた選手もいますしプロにも行く選手もいるので、そういった人と一緒にラグビーできたっていうその経験が非常によかったなと思っています。








あとがき
「ラグビー部は怖くないよ!って中スポに載せておいてください(笑い)。怖くないんですよ!怖く見えるけど」という伝言を3名から預かりました。試合中はガッツあふれるプレーで威厳を感じさせるみなさんですが、朗らかにインタビューに対応してくださるなど優しく気さくな方ばかりです。ここだけの話、初めて取材させていただいた際は緊張でびくびくしていましたが、温かい人柄に触れてからは、お話を聞けるのが楽しみになっていました。これまでありがとうございました!
(聞き手、構成:井口縁)
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