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リーグ戦開幕! 初戦は惜しくも敗れたがルーキーたちの活躍光るー関東大学ラグビーリーグ戦 対日大

104日 日本大学グラウンド

 ついに関東大学ラグビーリーグ戦が開幕。試合は例年通り、総当たり戦で各チーム7試合を行うが、新型コロナウイルス感染拡大防止のためいくつかの試合は無観客での開催となっている。この試合は無観客開催だったため、双方の部員のみが直接声援を送る形で試合が行われた。

1部に在籍する中大の開幕戦相手は、昨年度リーグ戦2位の日大。中大は前半を14-12とリードして折り返すと、後半には一時16点差まで大きく点差を広げる場面も見られた。しかし、後半20分あたりから日大に3連続トライを奪われ、28-33で敗戦。惜しくも黒星スタートとなった。

 

前半戦、先制したのは日大だ。しかしその後はBKのサインプレーが光り相手を翻弄する。

前半10分にBKのサインプレーから、FB山田翔平(文1)が抜け出しトライを奪うとその後のゴールキックを山田が決め、スコアは7-5

再び相手のトライを許したが、前半28分にはCTB綿引寛人(経4)が抜け出し、約40メートルを走り切っての独走トライ。山田のゴールキックも決まり、14-12と中大がリードした状態で前半を終えた。

▲山田のトライを笑顔で称える選手たち

 

迎えた後半戦。中大のキックから始まり2分を過ぎたあたり、相手選手に危険なタックルが見られレッドカードが提示される。中大にはペナルティトライが与えられ7点追加。21-12と点差を広げた。

さらに後半5分、相手のパスを途中で奪ったWTB下村寛太(文1)が持ち味のスピードを生かし約60メートルを走っての独走トライ。中大が28-12と大きくリードした。

▲勢いよく飛び込む下村。大学デビュー戦で独走トライの活躍を見せた

しかし、ここから少しずつ日大の攻撃時間が長くなる。後半18分、30分にトライを決められスコアは28-262点差まで縮まった。その後トライを奪いにいこうと攻めの姿勢を見せるも、後半37分に相手のトライが決まり28-33と逆転を許してしまう。無念にもそのまま試合は終了し、リーグ戦は惜しくも黒星スタートとなった。

 

主将のFL川勝自然(法4)は「前半で良い流れを作れた。後半はその流れを続けることができなかった」と試合を振り返る。前半リードしていただけに非常に惜しい結果となった。しかし、今年入部した1年生の2名が大学デビュー戦にてトライを決めるなど、選手層が厚いことも見てとれる。

次の相手は昨年リーグ戦を連覇した東海大。「後半の課題を改善し、東海戦は勝ちにこだわりたい」と川勝主将は意気込む。全員ラグビーで勝ちにこだわり躍進する姿に期待したい。

※コメントは後日文面にてご回答いただきました。

◆試合結果◆

●中大28(14-12、14ー21)33日大◯

 

◆お知らせ◆

次戦は10月11日(日)13:00~対東海大戦です。この試合も無観客での開催となっております。

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部