開幕まであと2日に迫ったアイスホッケー秋季リーグ戦。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で春季リーグ戦の中止やステイホームを余儀なくされ、一時は合同練習や施設でのトレーニングさえままならない状況に追い込まれた。そして遂に、10月18日(日)感染防止対策を徹底した上で秋季リーグ戦の幕が上がる! そこで今回は、6回にわたり注目の選手にコロナ禍の向き合い方や試合への意気込みについて語ってもらった。第5回は2019年ユニバーシアード日本代表として選出された宮本明朗(総4)。
※この取材は9月29日に電話にて行われたものです
――徳光陸主将(文4)の教育実習期間中は宮本選手がキャプテンの役割を担っていたとのことですが
「キャプテンが教育実習で来られなかったので、その間は自分と矢島(副将)が中心となっていました。コロナでなかなかチームとして集まることができなかったので最初はできるだけコミュニケーションを取って、大会までにチーム力を上げていけるように意識をして、氷上練習だったり陸上トレーニングに取り組んでいました」
――チームを率いる立場にいて難しいと感じたことは何かありますか
「全員が納得する意見を決めることってなかなかできないと思います。疑問を持っている選手もいたので、そういう人たちをなんとか説得するのは難しかったです」
――自粛期間中はどのようにリフレッシュをしていましたか
「自分はコロナで外に出られない分、家にウェイトルームがあるので、そこでウェイトをするのが習慣になっていました」
――中大のチームの強みや良さを教えてください
「辛い練習を当然やるんですけど、なんだかんだ皆最後までやってくれるし、あとは先輩後輩がそこまで厳しくないので、後輩もやりやすい環境ではあると思います。そういった面でチームワークはいいのかなと思います」
――秋リーグへの意気込みを教えてください
「自分も大学でやる最後の試合だと思うので、最後はやっぱり楽しんでやりたいなっていうのが一番です。このメンバーでできるのもあと7試合だけなので後輩たちに何か少しでも残せたらいいなと思います」
〈宮本明朗・プロフィール〉
生年月日:1998年5月20日
学部:総合政策学部
出身地:栃木県
プチ自慢:餃子の皮を包むのが上手い
自粛期間中にハマったこと:おじいちゃんとプロ野球観戦。応援しているのはソフトバンク
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部