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ルーキーの活躍が加わり、今大会初のコールド勝ち!ー令和6年度東都学生軟式野球秋季リーグ戦 対専大戦

2024年10月21日 東京都・町田市民球場

開幕戦で敗北したものの、そこから巻き返し、4連勝中の中大。今試合も専大相手にコールド勝ちで勝利を収めた。

▲先発を務めた牧

初回から試合は大きく動く。中大のエース、牧温人(法3)が先発を務め、初回、表を無失点で抑えた。攻撃に移ると、のチャンスで牧に打順が回ってくる。期待に応える形でヒット。2人がホームに帰った。試合後この打席を「2アウトで二、三塁で、1本出して、先制点はなんとしても取りたかったので、甘くまっすぐが入ってきてくれて、うまく振り抜けたかなと思います」と振り返った。続く海老沼樹喜(経2)もセンター前にヒットを決め、この回を0−3で終えた。

続く2回も1点を追加し、3回表では相手に2連続ヒットを打たれ、1点を返された。追加点がほしい中大。ここで前試合もホームランを決めた山村駿悟(経2)からまたしてもホームランが飛び出し、2点の追加点をチームにもたらした。

▲ホームランを放った山村

4回5回は両者無得点で試合が進む。1−6と点差が開いた状態で迎えた6回。ピッチャーは牧から田邉優河(商1)に変わり、相手に1得点を与えてしまったものの、6、7回を好投で終えた。

7回裏に移ると、片倉裕文(法2)のレフト側へのヒットに続き、福島諒平(文3)がホームランを放ち、2点を追加した。8回では中大は投手に井出都斗(国経2)を起用。見事無失点に抑えた。これらの継投策について試合後、牧は「2人とも期待通りのピッチングをしてくれたなと思います」と話した。あと1点で今大会初のコールド勝ちを決めることができるという場面で8回裏、海老沼のヒットで若松が帰り、追加点を加え試合を終えた。

▲ヒットで勝利に貢献した海老沼

最後のヒットについて海老沼は「みんなが繋いでくれていて、コールドにしたくてもできずに苦しい展開がずっと続いていたので、自分がなんとか決めようという気持ちで振り抜きました」と試合後振り返った。牧の存在感が目立つ中、ルーキーの活躍も加わり、見事コールド勝ちを成し遂げた中大。勢いこのまま、勝利を目指す。

◆試合結果◆
〇中大 9-1 専大●
チーム 123 456 78      計
専 大 001 000 10  =2
中 大 312 000 21  =9

 

(記事:大澤晶 写真:渋谷海翔)

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