2022年12月1日 東京辰巳国際水泳競技場
4日間開催される競泳のジャパン・オープンが1日開幕した。オリンピアンや日本記録保持者など一流選手も出場する大会で、出場した8名の中大選手のうち4名がA決勝に進む堂々の活躍を見せた。
中大勢はトップバッターの團頌太(商4)が50㍍バタフライで幸先のいいスタートを切った。團は予選6組で出場。50㍍バタフライ日本記録保持者である川本武史(TOYOTA)が隣のレーンを泳ぐ中、24秒04の好タイムをたたき出し全体6位A決勝進出を決める。
A決勝で1位から8位まで差が僅か0.7しかない戦いで、團は予選よりも早いタイムを出すも7位でゴール。表彰台には惜しくも届かなかった。
▲決勝後タイムを確認する團
男子400㍍個人メドレーの予選では岩崎幹大(総3)が瀬戸大也(TEAM DAIYA)もいる予選最終組に出場。はじめの100㍍バタフライでは1位と2秒29差の5位だったが、背泳ぎで遅れ1位と8秒3の差をつけられ8位、その後の平泳ぎで7位に浮上するもこの組8位の結果となり予選で敗退した。また男子100㍍自由形に中杉勇斗(総3)と小山陽翔(法1)が出場するも決勝進出は果たせなかった。
▲男子100㍍自由形に出場した中杉
女子100㍍平泳ぎ予選では緒方温菜(文3)が最終組で出場した。50㍍は4位で折り返し、ラスト10㍍付近で2位から4位までほぼ横並びの状況までもっていくも順位変わらず4位、全体8位でA決勝進出を決めた。
A決勝で緒方は笑顔で観客席にいる中大の仲間に笑顔で手を振り、リラックスした雰囲気で入場した。予選よりもタイムを伸ばすも、トップと2秒以上の差をつけられ7位でフィニッシュ。表彰台には届かなかったが、試合後も応援していた中大の仲間に笑顔で手を振った。
▲女子100㍍平泳に出場した緒方
男子100㍍平泳ぎ予選には幸田太一(総3)と山本聖蓮(法2)が出場した。山本は7位で前半50㍍を折り返すも、後半伸びを見せこの組2位、全体7位でA決勝進出を決めた。
A決勝で山本はトップと1秒以上の差をつけられ7位でゴール。表彰台には届かなかった。
▲決勝後笑顔を見せる山本
男子1500㍍自由形では今年のインカレでこの種目優勝した井本一輝(法3)が出場した。今年の日中戦ではこの種目大会新記録を出し優勝、インカレでも2位以下を寄せ付けない圧倒的強さで優勝した井本は予選最終組で出場し、1000㍍付近まで1位になったり2位になったりと1位と2位で接戦を繰り広げていたが、1000㍍超えたあたりで1位と差をつけられ、1300メートル地点で3位に順位を下げ、最後は2位と体一つの差をつけられ3位となり、全体7位でA決勝進出となった。男子1500㍍決勝は2日目に行われる。
▲一時は1位に浮上した井本
◆大会結果◆
男子50㍍バタフライ予選
⑥團 23秒04
男子400㍍個人メドレー予選
㉒岩本 4分27秒00
男子100㍍自由形予選
㊶中杉 51秒08
60小山 52秒17
女子100㍍背泳ぎ予選
⑦緒方 1分08秒74
男子100㍍平泳ぎ予選
⑦山本 1分00秒88
㊲幸田 1分02秒41
男子1500㍍自由形予選
⑦井本 15分27秒22
男子50㍍バタフライ決勝
⑦團 23秒93
女子100㍍平泳ぎ決勝
⑦緒方 1分08秒44
男子100㍍平泳ぎ決勝
⑦山本 1分00秒72
(記事、写真:菅澤澪生)
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