25年ぶりの舞台で、勝利ならずー2023年度関東学生水球リーグ1ー4位決定トーナメント戦 対日体大
2023年6月24日 神奈川県・日本体育大学健志台キャンパス
25年ぶり歓喜の出場となった1ー4位決定トーナメント戦。中大は、当キャンパスのプールを本拠地とする日体大との対戦となった。昨年のリーグ覇者を相手に一時はリードを奪ったが、最後は力尽き、第3ピリオド(以下P)途中で6-21のコールド負けを喫した。
▲シュートを放つ竹村駿太郎(文3)
ファーストボールを日体大が獲得し、幕を開けた第1P。両チームが1点ずつ取り合った中で、谷健吾(文4)が会場を沸かせる。谷は、前に出てきていたキーパーを見逃さず、ループシュートでゴールに流し込んだ。その後、数分は「キーマンとなる選手へのパスをカット」(谷)という作戦通り、相手の決定機をつぶし続けた中大。8分過ぎに逆転を許すが、2ー5と非常に締まった展開のまま、インターバルへと入った。
▲好セーブを見せる安田康太郎(文1)
第2Pは開始から、谷の2得点目もあり、2ー1のスコアを作って反撃ムードを演出。しかし、ピリオド後半に日体大もギアを上げ、「パスが鋭くて、展開が速い」(安田)攻撃で6連続失点。力の差を見せつけられる形となった。
第3Pに入っても相手の勢いを止められず、カウンター攻撃を食らい、キーパーと1対1の場面が増え、失点を重ねる。それでも、谷がハットトリックとなるゴールを鮮やかに決めると、中大はこの日1番の声量で仲間の活躍を讃えた。だが、第3P残り約1分で、点差が15点に開き、無念のコールドゲームに終わった。
▲パスを出す森田晃輝(文2)
第3P途中でのコールド負けという完敗にも、笠間栄祐主将(文4)は「チームが点を入れた時、いいプレーをした時に盛り上がってできた」と、この試合を前向きに振り返った。また、谷も「いい雰囲気で試合に臨めた」と気持ちを切り替えた。
◆試合結果◆
●中大6(2ー5、2ー7、2ー9)21日体大〇
(記事:牧島駿太、写真:福田菜緒)
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