2021年10月17日 Bコート 会場非公開
スタメン
3WS鍬田憲伸(法4)
4S 伊藤洸貴 (経4 )
18MB山崎真裕 (総1)
11WS藤原直也(経2)
8WS佐藤篤裕(法3)
19MB山根大幸(商1)
16Li 山本涼(経2)
リーグ戦4戦目。前日の日体大戦でストレート負けを喫した中大は、かねてから苦手意識があり、敗戦が続いていた青学大と対戦した。前日の敗北を引きずることなく、終始のびのびとしたプレーで相手を圧倒。セットカウント3―0でストレート勝利を収めた。「昨日の負けも引きずらず、良い感じのゲームができた」(伊藤洸貴・経4)と来週からのグループ戦最終戦と順位決定戦に向けて、弾みのつく結果となった。
▲チームを鼓舞する鍬田憲伸(法4)
第1セット。序盤に佐藤篤裕(法3)のサービスエースが炸裂。流れを中大に引き込む。相手のクイックも2枚ブロックで捕まえ、得点を阻んだ。15点目には山根大幸(商1)がサーブで崩し、相手の苦し紛れのボールを、山崎真裕 (総1)がクイックで沈める、1年生のコンビプレーも見られた。終始良い雰囲気のまま試合は進み、25−19の大差を付けて1セット目を勝ち取った。
▲トスを上げる伊藤
流れに乗りたい第2セット。序盤は多彩な攻撃を仕掛け、中大優勢の展開。中盤、青学大に1点差まで詰められるも、鍬田がしっかりとスパイクを打ち抜き、流れを引き戻した。20点台に乗ってからは、相手の得点をほぼ許すことなく、25−18で危なげなくセットを勝ち取った。
▲スパイクを打つ寸前の佐藤
続く第3セット。立ち上がりで3連続得点を決めるなど抜群の立ち上がりを果たす。しかし後半、青学大に6連続で得点を奪われる展開に。点差は1点差まで縮んでしまう。落ちかけた雰囲気を打開したのは、またもや最上級生鍬田の1本だった。勢いを取り戻した中大はそのまま順調に得点を重ね、25−22で第3セットを勝ち取り、ゲームセット。ストレート勝利を果たした。
▲スパイクを叩き落とす山崎と藤原直也(経2)
今回の勝因を豊田監督は「出だしで一点でも自分たちがリードできたことで、好循環が働いたこと」と分析する。「今シーズンはスタートがいい時と悪い時の差が大きい」(豊田監督)と話すなど、今年度の中大の鍵は序盤の立ち回りにあるようだ。この試合に向けて「最近は負け続けてきた相手だったので、チームで自分たちの雰囲気に持っていけるように話し合った結果、ストレートで勝てた」(伊藤)と振り返る。
グループ戦最終戦の相手は、ポテンシャルの高い選手を多く擁する専修大だ。ここで白星を確実にあげ、続く順位決定戦につなげたい。
◆試合結果◆
〇中大3(25ー19、25ー18、25ー22)0青学大●
(記事:小野澤美優、写真:河辺希乃佳)