2021年12月１日 会場非公開
スタメン
８WS 佐藤篤裕（法３）
２MB 佐々木潤（総４）
３WS 鍬田憲伸（法４）
11WS 藤原直也（経２）
18OP 山﨑真裕（総１)
４S 伊藤洸貴（経４）
16Li 山本涼（経２）
昨年は新型コロナウイルスの影響でインカレ出場が叶わなかった中大。２年ぶりの大舞台出場が実現した。リーグ戦を終えて「意識を変えよう」と臨んだ初戦となったが、堅さなくいつも通りの雰囲気で中大らしいバレーを見せてくれた。各チームの集大成が見られる今大会で、富山大に３－０（25ー10、25ー13、25ー23）でストレート勝利。インカレ３回戦進出を決めた。
▲第１セット得点源となった藤原直也（経２）
第１セットは、藤原のバックアタックやレフトからの攻撃で先制。序盤からインカレ初出場の藤原のスパイクが光った。９－３、相手の強烈なジャンプサーブを山本涼（経２）が上手くレセプションし、伊藤洸貴（経４）の冷静なツーアタックで得点。終始余裕のあるプレーを見せた中大は流れを掴み、相手にほとんどブレイクをとらせず25ー10で第１セットを先取した。
▲サーブが光った佐藤篤裕（法３）
なかなかブレイクがとれず点数を追う形で始まった第２セットだったが、山崎真裕（総１）のサービスエースで５－４とリード。伊藤や佐藤が緩急のあるサーブで相手を前後に揺さぶり、点差を広げた。鍬田憲伸（法４）がバックアタックをフェイントで決めるなど巧みな技を見せ、そのまま相手に追いつかせることなく25－13で第２セットを獲得し、勝利に王手をかけた。
▲第３セットのメンバー
迎えた第３セットは、メンバーが変わり、序盤はなかなか呼吸が合わず相手にリードを許した。澤田晶（総１）がセンターバックからの攻撃をブロックし、続く山岸主将は低めの軌道のサーブを放ちサービスエースで連続得点。さらに、菊池光深（文３）のライト攻撃や羽田汐音（商１）が相手のブロックを上手く利用したアタックを見せ、14ー14の同点に追いつく。それに続いて、柿崎晃（商１）がコートど真ん中に叩きつけるスパイクを放ち、リードを奪い返すも、一進一退の攻防戦が続く。試合終盤には23ー23の同点に追いつかれるが、再び柿崎のスパイクが決まりマッチポイントに。最後は相手のスパイクミスで第３セットを取り、初戦でストレート勝利を挙げた。
今年の秋季リーグは３位。１年間掲げてきた“大学日本一”の通過点で優勝は果たせなかったが、インカレこそ日本一をとれるか。「チームを勝たせてあげたい」と語る山岸隼主将（法４）を筆頭に、目標に向けチーム一丸となって目の前の試合一つ一つを勝ち進んでいく。今年大一番となる中大の戦いが始まった。
◆試合結果◆
〇中大３（25ー10、25ー13、25ー23）０富山大●
（記事：守屋七菜 写真：河辺希乃佳）
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