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ジャパンオープン最終日!井本が二冠を達成!─JAPAN OPEN2022 4日目

2022年12月4日 東京辰巳国際水泳場

ジャパンオープンもいよいよ最終日。中大からは前日に優勝を果たした井本一輝(法3)や池本凪沙(法2)ら10名が出場。井本は800㍍自由形のタイム決勝で優勝し、400㍍自由形に続く二冠を達成。池本と緒方温菜(文3)は表彰台を逃すも上位入賞を果たし、来季の活躍に期待が持てる結果となった。

▲表彰で笑顔を見せる井本(中央)

大学生だけでなく社会人や高校生も数多く出場するこの大会。中大メンバーも決勝に駒を進めず苦戦する中、池本が魅せる。この日は本命ではない100㍍バタフライで出場。日中戦でも同種目を泳ぎ感触をつかんでいた池本は快調な泳ぎを見せ全体4位で決勝に進出。決勝でも上位争いを見せるが、表彰台まであと一歩届かず5位でフィニッシュ。それでも58秒78で自己ベストを更新する素晴らしい泳ぎとなった。

▲懸命に泳ぐ池本

池本の活躍に緒方が続く。200㍍平泳ぎに出場し7位で決勝に進むと、決勝では1レーンから上位争いを展開。最初の50㍍で2位に躍り出ると、100㍍も2位で折り返す。このまま行くかと思われたが150㍍で5位に転落してしまい、最後は6位でフィニッシュ。後半に追い上げられた形にはなってしまったが、序盤のレースを引っ張る泳ぎに注目が集まった。

▲上位争いを繰り広げる緒方

井本は800㍍自由形のタイム決勝に出場。「前半は1500㍍と同じように入ってラストスパート上げることが出来れば800㍍自己ベスト取れるのではないかと思って臨んだ」という言葉通り、最初の100㍍を3位で折り返すとその後も上位をキープ。そして終盤、700㍍で1位に立つと、そのままトップを守り切り7分55秒80の自己ベストをたたき出してフィニッシュ。直後のインタビューでは「日頃の練習からキツいことをずっとやってきているのでこの4日間のキツいレースにも耐えることが出来たと思っている」と練習の成果が出たことを口にした。

後半に猛追する井本

新チームとなり1年生の選手も出場し奮闘する姿も見られた今大会。来季に向けて中大水泳部がどのような成長を遂げるのか。今後も目が離せない。

◆大会結果◆

男子50㍍自由形予選
㉗中杉 勇斗(総3) 23秒22
59 田中 厚吉(法2) 23秒74

女子200㍍背泳ぎ予選
㊶今野 凜々香(商2) 2分22秒68

男子200㍍背泳ぎ予選

㉟廣橋 諒人(総1) 2分05秒28
㊳赤坂 太成(経1) 2分05秒65
㊹三光 哲平(法1) 2分08秒85

女子100㍍バタフライ予選
④池本  59秒12

男子100㍍バタフライ予選
⑱團 頌太(商4) 53秒74
㉘松川 晟士(法2) 54秒15

女子200㍍平泳ぎ予選
⑦緒方 温菜 2分27秒55

男子200㍍平泳ぎ予選
㊼幸田 太一 2分18秒30

男子800㍍自由形タイム決勝

①井本  7分55秒80

 

女子200㍍平泳ぎ決勝
⑥緒方  2分28秒42

女子100㍍バタフライ決勝
⑤池本  58秒78

(記事、写真:立花拓暉)

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