2023年3月9日~12日 埼玉・上尾市スポーツセンター
4年生が引退してから初めての公式戦。各大学2年生までが参加資格を持つ新人選手権大会では中大からは3名の選手が出場した。また全日本学生選抜大会が並行して行われ、金谷武龍(法3)が出場した。
先陣を切ったのは55㌔級平岡大河(文2)。6本の試技をすべて成功させ準優勝。今後に向け「スナッチの重量をもっとさわりたかった。今回の3本目が次の試合の1本目になるようにがんばりたい」と意気込んだ。
73㌔級で出場した今溝龍生(経1)。スナッチでは1本目で112㌔を成功するも後が続かなかった。ジャークは130㌔に3度挑戦し最後には成功。準優勝に輝いた。しかし、「気持ちの面で弱さがでた、また1から鍛えなおしたいと思う」と悔しさをにじませた。
▲準優勝した今溝
109㌔級で出場した阿部哉汰(経2)。ジャークでは自己ベストに迫るもスナッチでは1本目以降失敗が続いた。「(スナッチが)自己ベストの11㌔下までしかできなかった。今後は試合に向けての練習をしたい」と試合と練習の違いを嚙み締めた。
また学生選抜に67㌔級で出場した出場した金谷。コンディションが悪い中でスナッチ、ジャーク共に2本ずつ成功させた。自分の試技に対し「とても悔しい、高重量の練習を増やしていきたい」と振り返る。
▲スナッチの試技を行う金谷
新体制での初の公式戦は全員が一様に悔しさを表した。今年度としては最後の試合となる今大会。しかし4月からは新入生も加わり、5月の大会に向け着々と準備を進めている。「全日本インカレ優勝」の目標を掲げた重量挙部の挑戦はまだ始まったばかりだ。
◆大会結果◆
・第67回全日本学生新人選手権大会
▼55㌔級
②平岡
S95㌔①、C&J103㌔②
トータル198㌔
▼73㌔級
②今溝
S112㌔②、C&J130㌔③
トータル242㌔
▼109㌔級
②阿部
S110㌔③、C&J150㌔②
トータル260㌔
・第19回全日本学生ウエイトリフティング選抜大会
▼67㌔級
②金谷
S117㌔②、C&J139㌔②
トータル256㌔
(記事:関拓斗 写真:重量挙げ部)
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