秋季リーグでは3勝1敗と奮闘し、優勝は逃したものの3位でリーグ戦を終えた女子ソフトボール部。今回のリーグ戦で3年生は引退となりましたが、コロナ禍という厳しい状況下で主将としてチームを率いてきた佐藤日和(文3)選手にお話を伺いました。
※この取材は11月25日に電話にて行われたものです。
▲試合後の集合写真
――今シーズンをチーム全体、個人で振り返っていかがですか
今大会は3年生の引退が懸かっていたので、みんな練習後の自主練とかする人が増えててすごいいい雰囲気でシーズンを過ごせました。私としては、コロナ禍でしっかりと何週間に渡って大会を開催するということがこの秋リーグで初めてになってしまったので、それに関して緊張感はあったんですけど、みんなも1カ月の試合期間の中で緊張を切らさずに、自分としてもキャプテンとしてみんなをまとめることができたかなと思います。
――3位という結果を振り返って
チームとしては優勝を目指していたので、悔しい結果に終わってしまったと思うんですけど、負けてしまった試合以外は中央大学らしい明るい雰囲気で試合がすることができたので、最後の試合も終わった後、みんな後悔がない表情で終われたので良かったと思います。
――主将として特に意識して取り組んでいたことは何でしょうか
去年まではコロナで対外試合があまりできなかったので、自分たちの代になってとにかく練習試合をたくさんしたいということで、毎週のように試合を入れたので、そこが良かったなと思います。
――佐藤主将から見た今年のチームの特徴や強みは
とにかくみんなが元気で明るい雰囲気でやっているチームで、試合中も声を出して、周りのチームの方からほめていただいたりするくらい明るいチームになりました。プレー面だと打線のつながりが爆発するとすごくいい流れに持って行けるので、そこが強みですね。
――リーグ戦で見つかった収穫、課題はありますか
雰囲気が悪くなると崩れてしまうことがあったんですけど、そこが反省に加えて収穫であったと思います。これからに生かしていきたいです。
――3年生は引退となりますが、ソフトボール部で過ごした3年間を振り返っていかがですか
朝早いことや土曜日にも試合があって、結構大変なことが多くて辛いなと思ってましたが、終わってみて振り返ると大学生活は充実していたなと一番思います。
――一番印象に残っていることは何でしょうか
自分たちの代の夏の練習の時に暑い期間で大変だったんですけど、暑い期間だからこそあえて厳しい練習をしたり、練習試合をたくさん入れたりして厳しいスケジュールを作ったりしたんですけど、それをみんなで乗り越えたことが印象に残ってます。
――チームメイト、監督・コーチに伝えたいこと
監督・コーチに関してはコロナ禍ということもあったのと、色々仕事などで忙しい環境にあったと思うんですけど、それでも試合に来てくださったり、時折メールで「どういう状況ですか」と聞いてきてくださったり、そういう部分で支えていただいたので感謝の気持ちでいっぱいです。チームメイトに関しては、キャプテンとして色々チームの中で動いてきたんですけど、たくさん至らない点もあって、人々を導く立場に立つのが自分としても初めてだったので、不安もあったんですけど、それでも先輩と同期と後輩がたくさん支えてくださって、やり切れたのですごく感謝しています。
――ありがとうございました
▲厳しい状況下でチームを引っ張ってきた佐藤主将
〈佐藤主将・プロフィール〉
なまえ:さとうひより
ポジション:外野手
生年月日:2000年12月19日
学部学科:文学部国文学専攻
身長・体重:155㌢・52㌔
出身高校:保谷高校
記事:後藤寛太、写真:中大女子ソフトボール部(提供)