春季リーグ戦は６位に終わり逆襲に燃える卓球部と、春季全勝優勝し春秋連覇を目指す女子卓球部。今日から４日間にわたり選手のインタビューをお届けする。この代最後のリーグ戦へ、８人の選手は何を語るのか。
１日目は春に新人賞を受賞した道廣晴貴（文１）、武山華子（文１）のルーキーコンビ。春季リーグの経験を経て秋は主力としての活躍が期待される２人にリーグ戦への思いを聞いた。
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道廣晴貴（取材・構成 桑沢拓徒）
▲新人賞におごらず秋リーグへの意気込みを語った道廣
――リーグ戦をどのような思いで臨みますか
今回の秋リーグでは優勝を目指してもちろんやっているんですけれど、前回春リーグで６位という結果で、１部ギリギリ残留みたいな感じだったんですけど、今回は自分も入って半年ぐらい経つので、チームの主力として、しっかりチームに貢献することが第一の目標で、かつチームがより高い順位を目指せたらいいかなと思っています
――大会で一番の目標を挙げるとしたら
一番の目標としてはチームの優勝です
――練習ではどういった部分を重点的に意識していますか
ラリーがとても得意で、そのラリーにつなげる３球目とかレシーブとかを今重点的にやっていて、自分の短所を今克服している感じです
――短所というのは
台上プレーとかサーブレシーブですね
――自身の武器や力はどのような部分ですか
やはりラリー戦が得意で、ラリー戦で粘って勝つところが（自分の）魅力だと思います
――新人賞というのがこれまでの大きな結果としてあると思いますが、それを受け止めて、特に今回の大会に臨むにあたっての気持ちは何かありますか
新人賞を取ったからといって、別に自分が一番強いというわけではないので、１年生なので１年生らしく思い切っていくことだけですね
――４年生にとっては最後の大会となりますが、そのあたりについては
今回で４年生と組む団体戦は最後なので、優勝で終わりたいというのもありますし、４年生の姿を見るのは最後なので、しっかり自分が４年生だったらどういうプレーをしたらいいかとか、先輩の試合を見て学びたいと思います
武山華子（取材・構成 小野祐司）
▲春季リーグ戦で鮮烈デビューを飾った武山
――新人賞取られてかなりいいスタートを切れたと思いますがそこはどう考えていますか
自分が思っていた以上にいいスタートが切れました。
――春上手くいった要因を教えてください
準備は自分が納得いく形でやってたんで結構そこは結果に直結したかなって思ってます。
――負けなしだったのは自信になったか
自信にもなりました。自分はまだ1試合で1回しか出ないほうなので自分に置かれている役割を果たせて良かったなって思います
―秋になるとマークが強くなると思うがそこの対策あれば教えてください
まずは、勝たなきゃ意味ないのでそこに不安はあるんですけど自分が向かっていく気持ちを忘れないでやっていきたいなって思います。
――向かっていく気持ちっていうのは試合中ぶれたりしないのか
結構自分のプレースタイル的にも押してく感じなので多分相手に押されているときは自分でもわかると思うのでそこでちゃんと切り替えていけたらいいなって思います。
――春季リーグを経て気持ちに変化はあったか
春は出るかわからなくて自分も出るのかなっていう感じで準備してたんですけど、今回秋は春の結果的に出ることが多いと思うんで、そこの面の準備がしやすいっていうのはあるのでリーグ戦に向けて気持ち切り替えられてるので臨みやすいっていうのはあります。
――先輩方は頼もしいか
ほんとに優しくて、皆強いんで、この中でやっていると付いてかなきゃいけないっていう気持ちもあってレベル高いんで、でもこのチームで練習してると対外試合の時思ったより勝てたりするんで、ありがたいなって思います。高校の時と全然違うので、意識含め全然違うなって思います。
――リーグ戦は緊張するか
ほんとに緊張します（笑）１戦目がやばくて、筑波強いんで春より緊張します。2連覇したいっていう気持ちがあるからより緊張しますね。春は探り探りな部分もあって楽しめた部分もあったんですけど、知ってしまった分逆に緊張します。
――経験した分逆に難しさがあるのか
そうですね私の性格的に知れば知るほど考えすぎたりしちゃうので、難しいですね。頑張ります
――考えすぎてしまうのは高校時代キャプテンやってたことも影響しているのか
まあ、一応（笑）大変でしたけど。確かにあるかもしれないですめっちゃ周り見るので、人の雰囲気とか考えるので癖で、そういうことも影響してるかもしれないです
――同期はお互いに高め合える存在か
めっちゃいい同期を持ちました。みんな頑張るので、自分はどちらかというとあんまり卓球好きじゃないんですよ、でも他の３人は卓球が好きで始めてて今後も実業団で卓球続けたいっていう意識の3人なので、自分とは全然正反対でいい刺激もらってます。頑張らないとってなります。
――今後実業団からも声かかることもあるのでは
このままいければって感じですけど、でも自分やりたいことあって心理学専攻なんですけど中学生の時から心理士が夢で卓球にそれで関わりたいっていう思いが強くて、見るとかの方が好きなので、自分が表に出ていくの向いてなくて争いごととかが（笑）
できたら大学院行きたいなとかも今のところは考えていて、卓球は4年間とりあえず頑張ろうって思います。
――秋リーグの意気込みを教えてください
緊張しちゃうと思うんですけど、連覇目指して全力で頑張ります！
秋季リーグ開幕戦は９月１日に代々木第二体育館にて行われます。男子は明治大学、女子は筑波大学と対戦予定です。
