全日本大会再開！逆転勝利でベスト８進出！ー全日本大学準硬式野球選手権大会対同大

2021年９月27日　天竜球場

１ヶ月の中断期間を経て再開された今大会。二回戦の相手は優勝候補の同大。先制を許すも、不振で苦しんでいた伴野匠（経３）の適時打などで逆転に成功する。投げては石井竜弥（商２）が９回途中まで見事なピッチングを披露。接戦を制し、ベスト８進出を果たした。

先発の石井は初回を三者凡退と上々の立ち上がり。しかし二回、四球とエラーで２死一二塁のピンチを招くと中前適時打で先制を許す。しかし直後の裏の攻撃、無死一塁で打者は伴野。カウント１ー１から外角低めの球を上手く拾い中前安打でエンドランに成功する。そこから友田真志（商４）のスクイズと羽渕達哉（商３）の二ゴロで逆転に成功する。

▲復活を遂げた伴野

勢いに乗る中大は３回、２死二塁のチャンスをチャンスを作ると、伴野の適時打で追加点をあげる。「リーグ戦で迷惑をかけていたので、本当になんとかこの大会だけは取り返すぞっていう気持ちで取り組んできた」と不振に苦しんだ主砲が完全復活ののろしをあげた。さらに４回にはチームを支えるキャプテン森康太朗（法４）の左越え本塁打でさらにもう１点追加する。「ストライクゾーンに来たらバット出してこうってそれだけ考えていた」と大学でのプロ１号を振り返った。

▲本塁打を放ち、喜びを爆発させる森

味方に逆転してもらったあとの石井は危なげないピッチングを披露する。「ストレートも変化球もキレがよかった」と語るようにストレートと本人が得意と語るスライダーの絶妙なコンビネーションで凡打の山を築く。９回にピンチを招き二点を失うも最後は近野佑樹（法３）が締めゲームセット。４ー３で４年前の全日本王者を下した。　