2021年11月3日~7日 愛知県・豊田自動織機 海陽ヨットハーバー
4日間に渡って愛知県で行われた全日本ヨット選手権大会。中大は470級で5位入賞、スナイプ級で9位、総合6位入賞で大会を終え、中大としては21年ぶりにインカレの舞台で総合入賞を果たした。
470級では第2、3レースで岡田大治(文3・藤沢総合)・吉田鈴奈(経4・長崎工業)組がそれぞれ全体7着、5着でフィニッシュするなどの活躍が光り全体5位の好成績を収めた。スナイプ級でも強豪校が集う中、廣瀬翔大(法3・逗子開成)・熊倉優(理2・千葉敬愛)組が最終レースを5位でフィニッシュするなど全国の舞台で大きく飛躍し、9位に輝いた。
▲団体戦でも中大の名を全国に轟かした。
「インカレ優勝」を目標に掲げ励んできた中大。関東インカレの時と同様、早大、日大、慶大といった強豪校の壁に阻まれ惜しくもその夢は破れたが、部としては21年ぶりに総合入賞を果たす快挙を成し遂げた。佐々木謙主将(法4・鎌倉学園)は「個人選手権では毎年のように入賞者を輩出してきましたが、団体戦で勝てていなかったという積年の悔しさを少しは晴らすことができました。総合入賞という暑い壁を壊せたことで、来年以降は後輩たちが総合優勝に向けて胸を張って活動できると思います」と今大会を振り返り、後輩へ向けてメッセージを送った。
チームをけん引してきた4年生は今大会をもって引退するが、来年度も実力派揃いの中大ヨット部。念願のインカレ優勝に向けて「帆」を進めていきたい。
◆大会結果◆
〇総合6位(1050点)
〇470級5位
木村 颯太(商2・津工業)・青木 武斗(法2・霞ヶ浦)組、岡田・吉田/ 中野太陽(法1・逗子開成)組、小西健治(経4・芦屋)・有田功樹(商1・光)組
〇スナイプ級9位
廣瀨翔大(逗子開成・法3)・熊倉優(千葉敬愛・理2)組、桐井航汰・ 阿部智也(総4・東洋)組、佐々木・ 井上洋輔(理4・福岡大大濠)/山下浩輝(理3・関東学院)
◆コメント◆
佐々木謙(法4・鎌倉学園)
「目標としていた総合優勝にはなりませんでしたが、中央大学としては21年ぶりとなる総合入賞を達成することができました。個人選手権では毎年のように入賞者を輩出してきましたが、団体戦で勝てていなかったという積年の悔しさを少しは晴らすことができました。総合入賞という暑い壁を壊せたことで、来年以降は後輩たちが総合優勝に向けて胸を張って活動できると思います。」
(記事:鈴木佐和、写真提供:ヨット部)
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