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オリンピアン池本、悲願のインカレ初優勝!!─第98回日本学生選手権水泳競技大会 

2022年8月30日 東京辰巳国際水泳場

日本学生選手権3日目は、中大が誇るエース池本凪沙(法2)の飛び込みでスタート。200㍍自由形に出場した池本は、圧巻の泳ぎでインカレ初優勝を飾った。男子のエース井本一輝(法3)は二冠に向け、1500㍍自由形予選を1位で通過した。

チームメイトに笑顔を向ける池本

昨年はオリンピアンとして臨むも、思い通りの結果とはならなかった池本。借りを返すべく挑んだ決勝では、序盤から積極的なレースを展開。飛び込みから一度も先頭を譲ることなく、唯一の1分台で優勝を勝ち取った。

▲決勝レース後の池本

男子200㍍自由形B決勝には古川皓基(総4)、武蔵尚(法4)が出場。古川は最上級生の意地を見せ、スピード戦をものにし1位を獲得した。

また、下級生の活躍も見られた。男子100㍍バタフライ決勝に松川晟士(法2)、女子200㍍個人メドレーB決勝に今野凛々香(商2)が出場。松川は7位入賞、今野は3位に食い込んだ。

レース後の古川

男子200㍍個人メドレー決勝には大武誠之(法4)が進出。100㍍地点では2位につけるも、後半にタイムを落とし5位入賞となった。

優勝大本命である井本と遠藤光(法4)が男子1500㍍自由形予選に出場。井本は「予選は6割くらいの力でやりました」と余裕を見せ1位で予選を通過。「優勝は絶対しないといけない」と高いハードルを課す。遠藤は10位で決勝進出とはならなかった。

▲男子4×100㍍メドレーリレーメンバー

最終種目となった男子4×100㍍メドレーリレー。2年生を3人組み込んだフレッシュなメンバーで構成された。主将の遠藤柊斗(法4)が4位、山本聖蓮(法2)も4位をキープしメダル圏内でリレー。しかし松川、田中厚吉(法2)ともに尽力するも上位集団につくことができず、7位で終えた。

インカレも残すところ1日。2014年以降遠ざかっている天皇杯奪還に向け、巻き返しを狙う。

◆試合結果◆

女子200㍍自由形決勝
①池本 1分58秒99

男子100㍍バタフライ決勝
⑦松川 53秒27

男子200㍍個人メドレー決勝
⑤大武誠之 2分01秒02

男子4×100㍍メドレーリレー決勝
⑦(遠藤柊→ 山本→ 松川→ 田中) 3分38秒62

男子200m自由形B決勝
①古川 1分50秒71
⑥武蔵 1分51秒50

女子200m個人メドレーB決勝
③今野 2分18秒89

女子200㍍自由形予選
④池本 2分02秒00

男子200㍍自由形予選
⑨古川 1分50秒67
⑮武蔵 1分51秒65
㊲伊藤悠杏(商4) 1分53秒58

男子100㍍バタフライ予選
⑧松川 53秒40
⑲團頌太(商4) 54秒32
㉑山田悠太(総2) 54秒62

女子200㍍個人メドレー予選
⑪今野 2分18秒74

男子200㍍個人メドレー予選
⑤大武 2分00秒82
⑰岩崎幹大(総3) 2分02秒54
⑲阿曽慎之介(総2) 2分02秒87

男子1500㍍自由形予選
①井本 15分26秒30
⑩遠藤光 15分37秒99

男子4×100m メドレーリレー予選
⑦(遠藤柊→ 山本→ 松川→ 田中) 3分39秒37

(記事:坂井真子、写真:坂井真子・桑沢拓徒)

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