2022年9月18日 日大総合体育館
秋季リーグ7戦目。前日の立大戦で勝利を飾った中大は春季リーグ1位の筑波大と対戦した。両チーム一歩も引かず激しい展開となったが、一度も逆転を許すことなく34-30で勝利。今大会5勝目をあげた。
▲ディフェンスをかわしシュートを放つ泉本心(法2)
中大先攻で試合はスタート。開始直後、上山陽平(総3)の先制点を引き金に中大は連続で3点を決めリードする。その後互いに激しい攻撃が続き中大が点を取っては同点に追いつかれるという展開に。それでも粘り強く攻撃を続け、前半終了間際、泉本、蔦谷大雅(法4)がそれぞれ前半4本目となるゴールを決め、2点差をつけ18-16とリードし前半を終えた。
▲得点を量産した瑞慶山充貴(法2)
迎えた後半。開始早々点を決めた青雅俊(文4)がシュート直後に接触してしまい試合が一時中断するというハプニングに見舞われながらも、「普段は違うポジションをやっているが、上級生が負傷してしまい自分が出る場面で活躍できて良かった」(蔦屋日向、法2)と語るように、中大は他のメンバーでカバーし、流れに乗って一時は7点差をつける。最後は筑波大に7メートルスローを決められるも、ディフェンスが光り後半は相手に追い付くことを許さず、34ー30で試合終了。「今日はディフェンスがほんとよく動いてくれていて、理想としたハンドボールができた」(久保寺歩夢主将、文4)と笑顔で振り返った。
▲円陣の際に笑顔で集まるメンバー
今回の試合を振り返って蔦谷日は「みんな前半から士気が上がっていて、試合全体を良い雰囲気で臨めたので良かった。前半も後半も同じ流れでリードできたので勝つことができた」と語る。また久保寺主将も「春リーグで雰囲気が悪くて負けたっていうのを反省していたので、チームの雰囲気は秋リーグが始まる直前から気にしていた。今はいい雰囲気でチームが進んでいるのを実感している」と話した。そして「自分たちは4年で秋リーグ、インカレ共に最後なので、一つ一つ悔いが残らないようにプレーして、理想としては秋三連覇、インカレ二連覇したい」と意気込みを語った。次戦の対戦相手は春季リーグ2位の国士舘大学。前回は勝利している相手だが秋リーグ優勝に向けて、ディフェンスを武器に中大らしい良い雰囲気を保ち、勝利を飾ることができるのか注目である。
◆試合結果◆
〇中大34 (18ー16、16ー14)30筑波大●
(記事:片岡芹菜、写真:立花拓暉)
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