2023.7.1 東京アクアティクスセンター
中止されていた日中戦水球部門も3年ぶりに昨年から再開し、今年は有観客で開催され、中大はその伝統戦で勝利を飾った。
第1ピリオドではセンターボールを取った勢いそのままキャプテンの笠間栄佑(文4)のシュートが決まり先制点を取る。その後も谷建吾(文4)、吉村光貴(文2)が得点を挙げるなど安定した滑り出しを見せ第1ピリオドを3-1で終える。
▲センターボールを取った吉村
続く第2ピリオド。攻め込まれる場面が多く日大に流れがいきそうなところをキーパーの安田康太郎(文1)の好セーブが続き、流れを渡さなかった。さらに相手に得点されたところを谷がすかさず点を決め6-4とリードを保ったまま前半を終える。
▲好セーブを見せた安田
第3ピリオドでも開始直後、谷のシュートが決まり流れを掴む。開始4分後に竹村駿太郎(文3)のシュートが決まるも相手の日大からノーゴールの抗議をかけられるが、訴えは認められずそのままゴールの判定となり日大にイエローカードが出される。
最終第4ピリオドでは今までとは一転、日大に攻め込まれる展開が続く。第3ピリオド終了時には4点のアドバンテージがあったものの、途中1点差まで追い上げられる。流れが日大に傾きかけたが相手の隙をつき、すかさず谷が本日5点目のゴールを決める。谷は「連続失点して流れが相手に傾いている中で、自分のゴールで流れを断ち切ることができて良かった」と語った。
▲この日5ゴールを決めた谷
試合後に谷は「久しぶりの有観客ということでとても水球を楽しめた。何より多くの観客の前で勝つことができてよかった」と述べ、次回のインカレに向け「チーム全体でメダル獲得に向けてもう一度機を引き締めていく」と次戦を見据えた。
◆試合結果◆
◯中大13(3-1、3-3、4-2、3-5)11日大●
(記事、写真:髙梨晃世)
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