2024年6月24日 東京・駒沢屋内球技場
東日本リーグ戦が今年も開幕した。昨年は6位であった今大会。今年こそ優勝を果たしたいレスリング部は、予選リーグで結果を残し、10年ぶりとなる決勝リーグ出場を決めた。
第1ラウンド初戦の相手は明大だ。86㌔級の淺野稜悟(法1)が4-0と快勝をすると続く50~57㌔級河野兼多朗(法1)が6-4と接戦を制する。下級生が活躍を見せると74㌔級林挙進(商3)が序盤が積極的に攻め、相手を追い込むとテクニカルスペリオリティー勝ちを決める。ここから試合の流れを中大側に引き寄せる。61㌔級佐藤大夢(法3)、65㌔級木村大智(法2)も試合を優勢に進め順調に勝つ。インカレ覇者濱田豊喜(法3)、山口叶太(法1)も試合を自分のものにし、テクニカルスペオリティー勝ちを収めた。第1ラウンド全勝とし、次のラウンドへ弾みをつける。
第2ラウンドは大東大と対戦。第1ラウンドとは出場メンバーを変えて挑む。トップバッターは70㌔級石原三四郎主将(文4)だ。先日の明治杯でグレコローマンスタイル72㌔級で2位に輝いた。その意地を見せ、テクニカルスペオリティー勝ちを決める。その中大優勢のまま試合が進み、このラウンドでは相手に隙を与えず、出場選手全員が無失点で試合を終える。
▲ガッツポーズをする石原
第3ラウンドは強豪早大。試合はかなり拮抗(きっこう)した。相手優勢な展開も見られるも軽量級・中量級の選手がなんとか粘り、4-3でラウンドを終えた。予選リーグ全勝を果たし、次の日の10年ぶりとなる決勝リーグへ駒を進めた。
▲喜びを表す山路
1日目を終えて石原主将は「1年生から4年生まで全員がチーム一丸となって勝利をつかむことができたのが主将としてすごく嬉しい。下級生中心のチームにはなっているが上級生と一つになって勝ちを広げたところチームの成長であり、強みが出たと思う」と嬉しさを口にした。
初日の全勝の勢いのまま明日につなげ、全員で優勝を目指す。
◆試合結果◆
対明大
〇中大7 - 0明大●
〇淺野5-0清水●
〇河野6-4小川●
〇林14-2加藤●※テクニカルスペオリティー勝ち
〇佐藤2-0志村●
〇木村4-1曽野●
〇濱田11-0岩井●※テクニカルスペオリティー勝ち
〇山口10-0加賀田●※テクニカルスペオリティー勝ち
対大東大
〇中大7 - 0大東大●
〇石原10ー0大津●
〇秋山大和(経2)8-0飯見●
〇小澤楽飛(文3)10-0植松●※テクニカルスペオリティー勝ち
〇小川潤大(経4)10-0内田●※テクニカルスペオリティー勝ち
〇林12ー0木村●※テクニカルスペオリティー勝ち
〇山路太心(法3)10-0南●※テクニカルスペオリティー勝ち
〇中里優斗(法4)10-0中本●※テクニカルスペオリティー勝ち
対早大
〇中大4 - 3早大●
〇大脊戸逞斗(法1)12-2尾西●※テクニカルスペオリティー勝ち
〇山口8-7ガレダギ●
〇山路2-1計良●
●淺野6-8掛川〇
●佐藤4-15山口〇※テクニカルスペオリティー負け
●濱田4-8金澤
〇木村 ※不戦勝
(記事:丸尾彩華、写真:塚越香都)
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