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「今年は絶対に走りたい」リベンジの箱根へ、チーム再始動ー第19回世田谷246ハーフマラソン

2024年11月10日 東京・駒沢オリンピック公園陸上競技場

11月10日、肌寒く小雨も降る中、世田谷246ハーフマラソンが開催された。箱根駅伝に向けた学内選考レースとしても注目が集まる今大会。中大から出場した佐藤蓮(法2)、荒井遼太郎(法1)は箱根路にそれぞれの思いを抱き、レースに臨んだ。

まずは荒井が65分58秒で、自己ベストを7分近く更新しフィニッシュ。「中盤の10㌔から15㌔でラップを上げられたのと、ラスト1㌔しっかりスパートをかけられたのは、今まで自分ができなかったこと」と手応えは上々。一ヶ月半後に迫った箱根駅伝については、「今年は先輩も同期も強いので、そこのメンバーに刺激を与える走りをするのももちろんですし、来年以降自分が出走して優勝に貢献することを目指したい」と意欲を明かし、今後のチームを鼓舞する走りに注目だ。

▲「前半突っ込みきれなかったのは課題」と荒井

次に佐藤蓮が69分08秒でフィニッシュ。ゴール後に、自分の決めたペースで走ることが目的だったと明かした。前回大会ではエントリーされたものの出走がかなわなかった箱根駅伝について、「(昨年は)個人的には実力が無かったので仕方ないかなというのもあったんですけど、やっぱり悔しかったので、今年は絶対に走りたい」と素直な気持ちを吐露。「箱根を目指して今は走っている」と語る表情は頼もしかった。

▲「目的通りの走りができた」と佐藤蓮

悔しい結果に終わった全日本大学駅伝から一週間。選手らはすでに箱根路を見据え、その足を止めない。

◆大会結果◆
㊵荒井遼太郎(法1) 1:05:58 PB
75佐藤蓮(法2) 1:09:08

(記事:藤本佳野 写真:遠藤潤、日向野芯、土屋日向)