2026年6月13日 神奈川県・専修大学 生田キャンパス
日本選手権最終予選を経て、約2週間ぶりにリーグ戦の舞台に戻った中大。初白星に向けて、第1ピリオド(以下P)からリードを奪い幸先の良いスタートを切った。第2Pで一時逆転を許すも再び逆転。リードを守り切り、待望のリーグ戦初勝利を挙げた。
第1Pでは開始2分で先制点を許すも、#3久保田啓友(文3)がゴール横の厳しい角度からシュートを鮮やかに決め、すぐさま同点に追いつく。その後は#9本部颯汰(文2)のロングシュートなどでさらに2点を奪う。相手も負けじと得点を決めるが、最終的には中大が1点リードで第1Pを終えた。

▲力強い表情でシュートを放つ久保田
第2Pでは序盤に相手の3連続ポイントで2点をリードされる展開に。中大も積極的な攻めを見せるも相手ディフェンスに阻まれ、なかなか得点を奪えない。劣勢と思われたが残り2分から#2飯島颯大(文3)のシュートがチームの反撃の口火を切り、怒涛の4連続得点で試合をひっくり返し、中大は第1Pからのリードを2点に広げてゲームを折り返した。

▲シュートを決めガッツポーズを見せる飯島
2点のリードをもって臨んだ後半第3P、開始4分までに続けて早大に得点を許し、早くも同点に追いつかれてしまう。しかし、ここで動揺せずに#7前田洸成(法1)が落ち着いて右サイドからのシュートを決め、流れを断ち切る。そしてコーナースローでチャンスを得た中大は、ボールを受け取った#12藤林佳聖(文4)がゴール前の激しい競り合いに打ち勝ち、ネットを揺らす。再び2点のリードを取り戻した。第3P終盤、互いに譲らぬ攻防が繰り広げられる。早大に2点の得点を許すも、#4鈴木海斗(文3)、#14森川翔(文2)が点をとり、リードを守った。
運命の最終第4P、先制を許した中大だったが、本部がセンターラインから強烈なダイレクトシュートを決め、チームに勢いをもたらす。
終盤、試合は白熱した展開へ。飯島の自身3得点目となるゴールで引き離しにかかるも、直後に失点し1点差に詰め寄られる。両チームのベンチから声援が飛び交い、観客席も目の前の激戦を固唾をのんで見守った。 試合時間残り30秒、鈴木がゴールキーパーとの1対1を冷静に制して決定打を放つ。そのままリードを死守した中大が、16ー14で激戦を制した。
▲決勝打を決める鈴木
リーグ戦5試合目にして掴み取った、待望の初白星。試合終了のホイッスルが鳴り響くと、選手もベンチも弾けるような笑顔で喜びを爆発させる。また、プレイヤーオブザマッチにはチーム最多の3得点を挙げた飯島が選出された。日本選手権を経て臨んだリーグ戦。確かな成長を証明したチームが、ここからさらに上のステージへ駆け上がるのが待ち遠しい。
▲沸き上がるベンチのようす
◆試合結果◆
〇中大16 (5-4、4-3、 4-4、3-3)14早大●
◆コメント◆
飯島颯大選手
──今日の試合に向けてチームで意識したこと
ディフェンスの意識をしっかりしようっていうのと、キーパーの声を聞いて、あとはもう全員で声かけして、ディフェンスから流れを作るっていうのをミーティングで決めました。
──リーグ戦初勝利を挙げて
前の慶應戦も筑波戦も接戦で負けてることが多かったので、そこで勝ち切れたっていうのは、今後のチームにとっていい収穫だったんじゃないかなと思います。これからも、四年生のためにもいい形で終えられるように全力出していきたいと思います。
(記事、写真:沼澤春日、平井琉偉)
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